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論文

Radiolytic degradation of octachlorodibenzo-$$p$$-dioxin and octachlorodibenzofuran in organic solvents and treatment of dioxin-containing liquid wastes

Zhao, C.; 広田 耕一; 田口 光正; 瀧上 真知子*; 小嶋 拓治

Radiation Physics and Chemistry, 76(1), p.37 - 45, 2007/01

 被引用回数:13 パーセンタイル:66.07(Chemistry, Physical)

ダイオキシン類の分析廃液の処分を目的とした、放射線処理技術を開発した。具体的には八塩素化ダイオキシンとフランの分解についてエタノール,ノナン及びトルエン溶媒中の分解挙動や分解生成物の同定を行った。この結果、同一線量では極性であるエタノール中の方が八塩素化ダイオキシンやフランが分解しやすいことがわかった。さらに、ノナン及びトルエン中のダイオキシンを含む分析有機廃液に、エタノールを加えて放射線照射を行うことにより、廃液中のダイオキシン類を90%分解し、毒性当量濃度を0にできることを明らかにした。

論文

Characteristics study on suspended fine particles in aqueous phenol solution formed by electron beam irradiations

田口 光正; 善如寺 芳弘*; 瀧上 真知子*; Baldacchino, G.*; 木村 敦; 平塚 浩士*; 南波 秀樹; 小嶋 拓治

Radiation Physics and Chemistry, 75(5), p.564 - 571, 2006/03

 被引用回数:6 パーセンタイル:41.32(Chemistry, Physical)

室温大気圧下において、濃度10$$sim$$40mMのフェノール水溶液に2MeVの電子線及び$$^{60}$$Co$$gamma$$線を照射した結果、白濁が観測された。この試料溶液の分析により、OHラジカルの付加した生成物と直径100-800nm程度の微粒子の生成が認められた。微粒子の直径は高線量になるに伴い増大し、また、同一線量では、フェノールの初期濃度が高いほど粒径が大きくなった。さらに、線量率を変えて照射した場合、線量率が高くなるに伴い平均粒径が小さくなり、かつ分布幅も狭くなった。また、微粒子は分子量1.9$$times$$10$$^{2}$$程度の分子から構成されていることがわかった。

論文

Decolorization of dark brown pigments in distillery slop by mutant strains of Aspergillus usamii induced by ion beam irradiation

瀧上 真知子*; 伊藤 均

JAERI-Review 97-015, p.36 - 38, 1997/11

食品工場から排出されるメラノイジンを含む黒褐色廃液は、通常の活性汚泥法では分解されにくい。そこで、この廃液の微生物分解を効率的に行うために、24種類の微生物について有用株のスクリーニングを行った。黒コウジカビの一種であるAspergillus usamiiは、廃液の脱色に2-3日しか要しないこと、発酵処理後の菌体を家畜の試料として用いることができるの2点から、脱色用微生物として有望と考えられた。この菌にC$$^{5+}$$イオンビームを照射して、黒褐色廃液を効率的に脱色できる突然変異株を得ることを目的として本研究を行った。その結果、親株による廃液の脱色率が35~45%であるのに対し、約60%の脱色率を示す変異株が得られた。また、脱色率の向上には、有機酸の生成と、色素の再合成が関係しており、突然変異により脱色率が向上し、しかも色素発生能を失うことが明らかになった。

論文

Escherichia coliのガンマ線および紫外線感受性と突然変異誘発について

瀧上 真知子*; 伊藤 均

食品照射, 30(1-2), p.11 - 16, 1995/00

Escherichia coli BおよびB/r株のガンマ線および紫外線感受性についての報告は、従来から行われてきている。しかし両者の影響を同一エネルギーレベルで比較検討した報告は殆んどない。そこで、ガンマ線および紫外線をE.coliの各菌株に照射し、生存率ならびに突然変異率を求め照射の影響を比較検討した。その結果、同一エネルギーレベルでは、いずれの菌株においても、紫外線に対する感受性はガンマ線より高いことが認められた。また、菌株の感受性は、E.coli B株から分離されたB$$_{1}$$株で最も高く、次いで同様に分離されたB$$_{2}$$株、放射線抵抗性のB/r株の順であった。突然変異誘発については、ラクトースを質化する能力のないlac$$^{-}$$株と、アミノ酸要求性株について調べたが、突然変異発生率は、紫外線よりガンマ線照射の方が高い傾向が認められた。またガンマ線照射によるlac$$^{-}$$の発生率はB$$_{1}$$株で最も高く、次いでB$$_{2}$$、B/r株の順であった。

口頭

Radiolytic decomposition of dioxins in liquid wastes

Zhao, C.*; 田口 光正; 広田 耕一; 瀧上 真知子*; 小嶋 拓治

no journal, , 

ポリクロロジベンゾダイオキシンやジベンゾフランなどダイオキシン類は最も毒性が高く、分解しにくい化合物として知られている。一般的に、ダイオキシン類を含むGC-MS分析廃液はノナンやトルエンを主成分としており、現在その適当な処分方法の開発が必要となっている。しかし、そのまま処分しようとすると、それら溶媒中でのダイオキシン類の放射線分解には高い線量が必要であった。一方、エタノールのみの溶媒中ではダイオキシン類が効率的に放射線分解することがわかった。これらから、分析廃液にエタノールを添加し放射線照射する方法を用いて、100kGyの線量で90%以上の分解率が得られることを明らかにした。

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