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水戸 義忠*; Chang, C. S.*; 青木 謙治*; 松井 裕哉; 丹生屋 純夫; 南 将行*
Proceedings of 11th Congress of the International Society for Rock Mechanics (ISRM 2007), Vol.1, p.273 - 276, 2007/08
本研究では、堆積軟岩の破壊過程における応力変化とAE挙動の関連性を把握することを目的として、堆積軟岩の高剛性三軸圧縮試験時にAE計測を行うことで、AEパラメータと応力変化の関係を検討した。さらに、応力変化と破壊現象の関連性を把握することを目的として、粒状体個別要素法によって高剛性三軸圧縮試験のシミュレーションを行うことで、応力変化と破壊過程の関係を検討した。これらの検討の結果、卓越AE周波数の変化が堆積軟岩の破壊過程の評価に対して有効なAEパラメータであることが明らかとなると同時に、応力変化と破壊過程の関連性が明らかになった。また、実際に観測されたボアホール・ブレイクアウト現象をシミュレートし、原位置岩盤への適用性を検討した。
佐藤 晃*; 澤田 淳
Proceedings of 11th Congress of the International Society for Rock Mechanics (ISRM 2007), Vol.1, p.15 - 18, 2007/07
割裂により岩石試料内部に作成した亀裂についてトレーサー試験を実施し、亀裂内部をトレーサーが移行する際のプロセスをX線CT法により可視化するとともに、X線CT法により評価した亀裂開口幅と移行プロセスとの関係についての考察を行った。その結果、X線CT法による可視化によりトレーサー移行の観察が可能であり、亀裂内のトレーサー濃度の時間変化から亀裂内の流れの不均質性が示唆された。
松木 浩二*; 中谷 勝哉*; 新井 孝志*; 大村 一夫*; 竹内 竜史; 荒井 靖*; 竹内 真司
no journal, ,
本研究では、まず、地表面傾斜量から地下水流動を評価する方法としてVascoらによって提案された方法をもとにその問題点を修正し、傾斜データを逆解析することで地下水流動をより正確に評価する新しい手法の開発を行い、次に、同方法の有効性を検証するために、モデル解析を行った後、超深地層研究所建設用地における立坑掘削に伴う岩盤傾斜量を測定し、観測データを用いて地下水流動の解析を行い、同地区の水理学的構造の評価を行うとともに従来の知見と比較検討した。
津坂 仁和; 谷本 親伯*; 御手洗 良夫*; 青木 俊彦*
no journal, ,
岩盤中にトンネルを掘削すると空洞周辺の岩盤は緩み、その挙動はゆるみ域を制御し地山のアーチ作用を発揮させることによって安定に至る。ゆるみ域は、ひずみ軟化域と塑性流動域から成る非弾性域の拡がりとして定義される。トンネル施工の実用的な施工管理基準としては、一般的なコンバージェンス計測結果を利用して、非弾性域を定量的に把握し、塑性流動の発生を抑制するために許容される変形量を決定することが必要である。筆者らは、砂岩及び頁岩,花崗閃緑岩、そして、粘板岩を掘削対象とする6つの道路トンネルの施工事例で計測された約500例のコンバージェンス曲線を詳細に解析した。その結果として、支保荷重,初期変形速度、そして、最終変形量の関係を示した既往の岩盤挙動分類と関連させて、ゆるみの発達規模と許容変形量を算定した。