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JRR-3臨界計算

Criticality calculation of the JRR-3

朝岡 卓見

Asaoka, Takumi

JRR-3は本年夏臨界になる予定であるが、その核計算は1958年以前のものが大部分である。最近臨界到達スケジュールが具体的になり、炉内に176本の燃料棒を挿入し、重水レベルを徐々に上げてゆく方法がとられることになった。ここではその際の臨界性につき、最新の核常数を使い、新しく筆者らが開発した3組理論に基づいて一通り考えた。計算結果は従来のものと比較し、炉の有効増倍率にして1$$sim$$2%以下の差で一致しており、また、1961年3月に臨界に達した西独のFR-2についての実測値との比較も、1$$sim$$2%程度の誤差内で有効増倍率を求めることができることを示している。これらから計算誤差として、有効増倍率に一応$$pm$$1.5%を見込むこととし、結局JRR-3の臨界は、重水レベルが管板上面から測って(2.0$$_{5}$$$$_{-0.2}^{+0.3_{5}}$$)mのときに到達することが算出された。これは形状バックリングにすれば(4.8$$pm$$0.5)m$$^{-2}$$、炉心内の$$^{235}$$Uの量では(21.$$_{5}$$$$_{-2._{5}}^{+3}$$)kgとなる。

no abstracts in English

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