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JRR-4即発$$gamma$$線分析装置によるBNCT用血液サンプルのホウ素濃度測定

Measurement of Boron-10 Concentration in the blood sample for BNCT by prompt $$gamma$$-ray analysis of JRR-4

山本 和喜 ; 岸 敏明 ; 堀 直彦 ; 熊田 博明; 鳥居 義也 ; 堀口 洋二

Yamamoto, Kazuyoshi; Kishi, Toshiaki; Hori, Naohiko; Kumada, Hiroaki; Torii, Yoshiya; Horiguchi, Yoji

BNCTにおいて、効果的な線量を与えるためには、患部内のホウ素濃度を正確かつ迅速に測定することが必要とされている。即発$$gamma$$線分布装置は$$^{10}$$B濃度測定に対し、高感度、前処理不要などの利点があり、本報告は、JRR-4に新設された即発$$gamma$$線分析装置を用いたホウ素濃度の測定方法について報告する。ボロンのピークは一般に見られるガウス分布の形をとらない。これは$$^{10}$$B(n,$$alpha$$)反応で生成された$$^{7}$$Li核が高速運動中に$$gamma$$線を放出するため、ドップラー効果により真の$$gamma$$線エネルギーよりずれた波長を伴う。このドップラーピークの関係形態を明らかにするとともに、スペクトルデータより非線型最小二乗法を用いてフィッティングするプログラムの開発を行った。本方法で検証された検量線を用いて実際のBNCTが行われた。

no abstracts in English

使用言語

 :

Japanese

報告書番号

 :

JAERI-Tech 2001-016

ページ数

 :

34 Pages

発行年月

 :

2001/03

特許データ

 :

PDF

 :

JAERI-Tech-2001-016.pdf:1.56MB

論文URL

 :

https://doi.org/10.11484/jaeri-tech-2001-016

研究データの公開先DOI

 :

本成果にかかわる研究データのリンクです。

キーワード

 :

JRR-4; Boron; Least Square Fit; Neutron Activation Analysis; Prompt Gamma; Numerical Solution; Whole Blood Doppler Peak; Error Function

使用施設

 :

広報プレスリリース

 :

論文解説記事
(成果普及情報誌)

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受委託・共同研究相手機関

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Access

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