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Novel approach for the effective determination of DNA scission site using the Sanger method

サンガー法を利用した効果的なDNA切断位置特定の新規手法

坂本 文徳  ; 鈴木 英治*; 藤井 有起*

Sakamoto, Fuminori; Suzuki, Eiji*; Fujii, Yuki*

遺伝子研究の隆盛により、多くの分野でDNA本体を対象とした研究が広範に行われている。その一つとして、研究者の希望する位置でDNAを切断させる研究が行われているが、DNAの切断位置の特定はマキサム-ギルバート法を利用する手法が一般的だった。しかし、この手法は煩雑な点や不確実な点が多く、あまり利用されてこなかった。そこで、それらの問題点を改善する目的で、$$^{32}$$Pとサンガー法を利用した特定法を新規に開発した。この新規手法は、切断されたDNAを$$^{32}$$Pにより標識し、ポリアガロースゲル電気泳動後に、基準となる塩基配列とその$$^{32}$$P標識DNAを比較することにより切断位置を特定するものである。この手法により、DNA切断位置の特定が、従来の方法に比べ、より簡便でより確実性が増し、また特定に要する時間は半分程度に短縮できた。さらに、この特定法の有効性を示すため、DNA切断物質の一種であるCu(II)TACH錯体によるDNAの切断位置を特定した。

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パーセンタイル:9.68

分野:Biochemical Research Methods

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