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Operational status of superconducting resonators of the JAERI tandem-booster

原研タンデム・ブースターの超伝導空洞の運転の現状

竹内 末広; 松田 誠  ; 石崎 暢洋  ; 田山 豪一; 飯島 明彦*; 吉田 崇宏*

Takeuchi, Suehiro; Matsuda, Makoto; Ishizaki, Nobuhiro; Tayama, Hidekazu; Iijima, Akihiko*; Yoshida, Takahiro*

原研タンデム・ブースターが1994年に運転を始めて今日まで、40台の1/4波長型超伝導空洞(周波数=129.8MHz,最適イオン速度=0.1)は重イオン加速のため安定に稼働している。この発表は超伝導空洞の現在の(最近測定した)性能を、95年のデータと比較しながら、報告する。空洞の平均加速電界は高周波入力が4ワットにおいて、95年と同じ4.6MV/mであった。しかし、5MV/m以上の高電界では電子電界放出が大きくなっている。水素吸収に起因するQ値低下の問題は急速冷却によりある程度回復した状態で使用していることがわかった。

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