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Charge-separation process of the C$$_{2}$$H$$_{4}$$+Cl$$_{2}$$ reaction in water; Ab initio molecular orbital study using a cluster model

C$$_{2}$$H$$_{4}$$+Cl$$_{2}$$反応の水中における電荷分離過程; クラスターモデルを用いた非経験的分子軌道計算

黒崎 譲

Kurosaki, Yuzuru

C$$_{2}$$H$$_{4}$$+Cl$$_{2}$$反応の水中における電荷分離過程を、反応系に4個の水分子を加えたクラスターモデルを用いて非経験的分子軌道法により研究した。その結果、最終生成物である電荷分離錯体(M3)は反応系の解離極限、C$$_{2}$$H$$_{4}$$+Cl$$_{2}$$+4H$$_{2}$$O、より4.3kcal/molエネルギー的に低く、反応系で生成する錯体(M1)より0.6kcal/mol高いことが予測された。また、気相中の自由エネルギーを求め、それに溶媒和自由エネルギーを加えることによって全自由エネルギーを計算したところ、M3の全自由エネルギーはM1より5.1kcal/mol低いことが予測された。この結果は水中におけるこの反応系の電荷分離過程が自発的であることを強く示唆する。

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パーセンタイル:9.04

分野:Chemistry, Physical

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