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Emission characteristics of silver atoms in $$gamma$$-irradiated organic solid solutions at 77K

$$gamma$$線照射された77K低温固体溶媒中銀原子の発光特性

宮武 陽子*; 長谷 博友*; 松浦 かおる*; 田口 光正; 星野 幹雄*; 荒井 重義*

not registered; Hase, Hirotomo*; not registered; Taguchi, Mitsumasa; not registered; Arai, Shigeyoshi*

硝酸銀及び過塩素酸銀のエタノール及びMTHF溶液を77Kで$$gamma$$線照射することによりAg$$^{+}$$の電子捕獲反応が起こり、Ag原子が生成した。定常的発光測定により500nmと580nm付近の2種類の発光バンドが観測され、時間分解測定からそれぞれの発光寿命が得られた。Ag$$^{+}$$の濃度を高くしていった時には、500nmのバンドは増大したが、それに付随して580nmのバンドの強度は減少した。500nmのバンドは次の3成分からなっていることが分かった。1.寿命1$$mu$$s,Ag-Ag$$^{+}$$のエキサイプレックスの発光、2.寿命2$$mu$$s,弱いながらも溶媒とカップリングしているAgからの発光、3.寿命3$$mu$$s,溶媒とほとんど相互作用の無い状態でのAgからの発光。一方、580nmのバンドは1$$mu$$s程度で立ち上がり、40~50$$mu$$sで減衰した。このバンドは溶媒とAgとのエキサイプレックスに帰属された。

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パーセンタイル:21.78

分野:Chemistry, Physical

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