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Structure of vitreous P$$_{2}$$O$$_{5}$$ and alkali phosphate glasses

五酸化リン及びアルカリリン酸塩ガラスの構造

鈴谷 賢太郎; D.L.Price*; C.K.Loong*; S.W.Martin*

Suzuya, Kentaro; D.L.Price*; C.K.Loong*; S.W.Martin*

P$$_{2}$$O$$_{5}$$(五酸化リン)及びアルカリリン酸塩ガラスの構造を中性子回折によって調べた。構造因子S(Q)の低Q側(Q≦3$AA$^{-1}$$)で中範囲秩序の存在が確認された。P$$_{2}$$O$$_{5}$$ガラスの中範囲秩序は基本的にP$$_{4}$$O$$_{10}$$分子の充てんモデルで表すことができる。さらに、P$$_{2}$$O$$_{5}$$にアルカリ酸化物を加えていくと中範囲秩序を示す低Q側のピークはPO$$_{4}$$ネットワークの破壊によって大きく変化し、M$$_{2}$$O/P$$_{2}$$O$$_{5}$$=1(M:アルカリ金属)付近で新たな中範囲秩序(拡張された中範囲秩序)を示すピークがあらわれる。このピーク位置は、中範囲秩序の準周期性を示すが、その長さは、アルカリ金属イオンが大きい程長く、酸素イオンとの相対的な大きさによって変化する。つまり、アルカリ金属イオンまわりのPO$$_{4}$$のオーダリングが、この拡張された中範囲秩序の要因と言える。

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分野:Materials Science, Ceramics

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