Thermal shock resistance of SiC compositionally graded C/C composites

SiC傾斜組成炭素複合材料の耐熱衝撃性

炭素/炭素繊維複合材料は、核的性質、高温特性に優れ、核融合炉の第一壁を始めとして多くの分野で有力な候補材料として注目されている。一方高温の酸化性雰囲気あるいは、プラズマ状水素雰囲気中において反応性が高い欠点を有している。C-C材の耐反応性を向上させるため炭化ケイ素(SiC)を材料表面にCVD被覆することが考えられる。しかし基材との熱膨張係数の違いによって被覆が剥離することが懸念される。そこで熱応力を緩和するため、C-C材の表面から内部に向かってSiCの濃度(傾斜)勾配を持つ1D、フェルト系C-C材を基材としたSiC傾斜組成材料を創製し耐熱衝撃性を評価した。結果は次の通りである。(1)熱膨張係数の異方性の強いC-C材では、SiCの熱膨張係数より極端に小さい値を有する繊維、フェルト方向に対し、直角方向に被覆層にクラックを生ずる。(2)クラッキングの主原因は繊維部分がSiCを形成しにくいためと考えられる。

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使用言語	:	English
掲載資料名	:	Journal of Nuclear Materials
巻	:	258-263
号	:
ページ数	:	p.1953 - 1959
発行年月	:	1998/00
発表会議名	:	8th Int. Conf. on Fusion Reactor Materials (ICFRM-8)
開催年月	:	1997/10
開催都市	:	Sendai
開催国	:
キーワード	:	SiC; Carbon; Carbon Fiber; Felt; Thermal Shock; Oxidation; CVD-SiC

特許データ	:
PDF	:

論文URL	:	https://doi.org/10.1016/S0022-3115(98)00167-6
研究データの公開先DOI	:
使用施設	:
広報プレスリリース	:
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Access	:	- Accesses
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InCites™	:	パーセンタイル：57.28 分野：Materials Science, Multidisciplinary
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登録番号 : B19970594
抄録集掲載番号 : 270128
論文投稿番号 : 16097

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