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The Structure of magnesium phosphate glasses

Mg系リン酸塩ガラスの中性子回折による構造解析

鈴谷 賢太郎; D.L.Price*; C.-K.Loong*; 小原 真司*

Suzuya, Kentaro; D.L.Price*; C.-K.Loong*; Kohara, Shinji*

Mgリン酸塩ガラスは、物性値がMgO/P$$_{2}$$O$$_{5}$$=1のメタ組成で異常な変化をすることから異常リン酸塩ガラスと呼ばれており、Mg-O配位数の変化が原因といわれていた。近年の研究で、メタ組成近傍で大きなMg-O配位数の変化がないことは明らかになっているが、その配位数は4~6と大きなばらつきがあり、また、新たな異常変化の根拠も明らかになっていない。本研究では、メタ組成近傍の3つの試料について中性子回折により構造変化を調べた。Q$$_{max}$$=30$AA$^{-1}$$まで測定することにより、ほぼ完全にMg-O相関(再隣接)を分離することができ、Mg-O配位数は6でメタ組成近傍で変化はないが、その結合距離の分布には大きな変化がみられた。また、構造因子S(Q)における低Q側のピーク位置もメタ組成近傍で高Q側へシフトする現象がみられ、この異常変化は中距離秩序の変化も伴っていることが明らかになった。

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パーセンタイル:76.8

分野:Chemistry, Multidisciplinary

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