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「重元素の核融合・核分裂」研究会報告集,1997年3月24日$$sim$$25日,東海研究所,東海村

Proceedings of Symposium on Nuclear Fusion and Fission of Heavy Elements, March 24$$sim$$25, 1997, JAERI, Tokai, Japan

光岡 真一; 池添 博; 岩本 昭; 永目 諭一郎 

Mitsuoka, Shinichi; Ikezoe, Hiroshi; Iwamoto, Akira; Nagame, Yuichiro

日本原子力研究所タンデム加速器実験施設では、超電導ブースター加速器ビームラインに接続された高性能反跳生成核分離装置が完成し、いままさに重元素領域の新同位体合成についての成果があがりつつあります。近年、重元素および超重元素領域において、低エネルギー重イオン核反応を用いた新同位体や新元素の合成研究が大いに発展してきました。現在、冷たい核融合反応を用いて原子番号112までの原子核が実験室で作られていますが、殻効果による殻分裂障壁が最も高いと予想されている二重閉核(陽子数114、中性子数184)まで同じ方法で到達するのは容易ではないと思われます。この問題を解決するには、重元素領域における核分裂障壁や複合核の生成と崩壊の機構など、多体系としての原子核の構造と反応についての総合的な知識が必要です。そこで、1997年3月24日と25日の両日、原研東海研究所において研究会「重元素の核融合・核分裂」を開催し、この分野における最近の発展について実験と理論の両面にわたり活発な討論を行いました。参加者は所外の大学や研究所から18人、所内から12人でした。本稿は、この研究会において発表された講演の報告書です。

no abstracts in English

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