位置検出型核分裂計数管のソレノイド電極のパルス伝播特性

Pulse propagation characteristics of the solenoid electrode for a position-sensitive fission counter

Yamagishi, Hideshi; Suzuki, Katsuo; Kakuta, Tsunemi; not registered; not registered; not registered

位置検出型核分裂計数管(PSFC)の開発を進めているが、それには、PSFC内で発生する極めて微小、かつ高速の電流パルスに大きな遅延を与え、しかしながら低い減衰特性を有したソレノイド電極構造(SEST)が必要不可欠である。このため、SESTを設計試作し、その性能を評価した。試験の結果、SESTにより同軸ケーブルの45倍に相当する長い遅延時間が得られることがわかった。パルスの減衰については、一般の核分裂計数管と比較して、電極間キャパシタンスの影響が極めて少なく1/4程度に相当する優れたパルス伝播特性が得られることがわかった。また高インダクタンス電極が中性子計測に障害となるような誘導ノイズを与えないこともわかった。本実験により、SESTがPSFCに十分適用できることを確認した。

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使用言語	:	Japanese
報告書番号	:	JAERI-Research 99-002
ページ数	:	18 Pages
発行年月	:	1999/01
特許データ	:
PDF	:	JAERI-Research-99-002.pdf:1.16MB
論文URL	:	https://doi.org/10.11484/jaeri-research-99-002
キーワード	:	位置検出; 核分裂計数管; 中性子検出器; 核計装; 中性子測定; 中性子分布; 原子炉モニタ; ソレノイド電極; パルス伝播特性
使用施設	:
広報プレスリリース	:
論文解説記事 (成果普及情報誌)	:
受委託・共同研究相手機関	:	三菱電機
他機関報告書番号	:

Access	:	- Accesses
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登録番号 : S19990002
抄録集掲載番号 : 270192

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