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複雑形状部遮蔽設計における放射線ストリーミング簡易計算法

Approximate design calculation methods for radiation streaming in shield irregularities

三浦 俊正*; 頼経 勉 ; 平尾 好弘*

not registered; Yoritsune, Tsutomu; not registered

複雑形状部遮蔽設計において放射線ストリーミング計算に使用される簡易計算式の調査と評価を行った。その結果、核種の複雑形状部に対応できる計算式の数自体が不足しており、また計算式の精度、適用範囲が明らかでないものが多いことが明らかとなった。計算式を実際の設計計算に適用する場合、斜め入射、屈曲部、オフセット等の扱いが十分でないこと等のため過度の裕度をもたせた計算を行うことになり、ストリーミング計算の信頼性を極めて悪くしている。これらを改善するためには斜め入射やオフセット等の実験データに基づいてより精度の良い計算式を開発することが必要であるが、そのような実験は少ない。したがって、これらの問題を解決し、複雑形状部遮蔽設計の精度を向上させるために系統的な実験的研究が望まれる。

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