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HRPDの特性

Characteristics of HRPD

森井 幸生

Morii, Yukio

改造3号炉に新らしく設置された高分解能粉末回折装置(HRPD)の特徴および性能について述べる。HRPDは1990年11月から試用を開始し、これまでに標準物質を始め、酸化物高温超電導体関連物質、超イオン伝導体、工業用材料、カーボン分子などの中性子回折データを採り、RIETVELD解析法を使った結晶構造の研究を実施できるようになった。得られた特性は非常に満足すべきものであり、半日で広い散乱用(5°$$<$$20$$<$$160°)にわたって高分解能の回折パターンが得られ、その最高性能は$$Delta$$d/d=2.2$$times$$10$$^{-3}$$まで達している。この到達分解能はILL-D1Aの0.2%、ANL-GPPDの0.25%に並ぶものである。本装置では、小さな運動量領域での測定が可能であることをふまえて、将来の研究課題についても考察した。

no abstracts in English

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