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Separation of light lanthanoids by centrifugal partition chromatography in 30% TBP extraction system

30%TBP抽出系における遠心抽出分配クロマトグラフィによる軽ランタノイドの分離

阿部 仁 ; 臼田 重和; 武石 秀世; 館盛 勝一

Abe, Hitoshi; Usuda, Shigekazu; Takeishi, Hideyo; Tachimori, Shoichi

硝酸リチウム(LiNO$$_{3}$$)の塩析効果を利用し、遠心抽出分配クロマトグラフィ(CPC)による30%TBP抽出系における軽ランタノイドの相互分離を検討した。TBPの希釈剤として、四塩化炭素(CCl$$_{4}$$)とn・ドデカンを組合わせることで、移動相・固定相間の密度差を小さくし、移動相の送液圧力の低減化を目指した。バッチ実験の結果、1M HNO$$_{3}$$中のLiNO$$_{3}$$濃度の上昇とともに、ランタノイドの分配比Dと分離係数$$alpha$$は増大した。また30%TBP溶液中へのCCl$$_{4}$$の添加は、$$alpha$$を損うことなくDを低下させた。このようなデータに基づき、CPCによるCe、Pr及びEuの分離を、低い送液圧力の下で行うことができた。溶質の濃度効果によって、バッチ実験結果とCPCの解析結果の間には大きな相違が認められたが、30%TBP-35%CCl$$_{4}$$-35%n・ドデカン、5M LiNO$$_{3}$$-1M HNO$$_{3}$$抽出系で、PrとEu間をほぼ完全に分離することができた($$alpha$$(Pr/Eu):5.8、resolution(Pr/Eu):2.0)。

no abstracts in English

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