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中性子による構造解析

Neutron crystallography in biology

新村 信雄*

Niimura, Nobuo*

生体物質は構成元素の約半分が水素原子であり、生命現象の中で水素原子の果たす役割や生体物質と水の関わりは、大変重要なものである。しかし、X線回折法では、水素原子の位置決定は困難であるが、中性子回折法では、それが可能である。ミオグロビンのヘム鉄の分子状酸素周囲の水素結合の様子、BPTIの各アミノ酸残基の水素位置、トリプシンのチロシン残基のOHの立体配座、トリプシンの水和水の位置など、生理機能に重要な水素原子の位置が中性子回折法で得られている。また、日本においても中性子回折装置建設が進められている。

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