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Age-dependent effective doses for neutrons from thermal to 18.3MeV

熱エネルギー$$sim$$18.3MeV中性子に対する年齢依存実効線量

山口 恭弘

Yamaguchi, Yasuhiro

モンテカルロ法及び年齢依存人体模型を用いて、中性子に対する実効線量を計算した。計算は、0,1,5,10,15歳児及び成人を対象とし、熱エネルギー$$sim$$18.3MeVのエネルギー範囲、5種類の照射ジオメトリー(AP,PA,RLAT,ROT,ISO)について行った。また、ICRP Publication 60で勧告されている放射線荷重係数W$$_{R}$$及び組織荷重係数W$$_{T}$$を用いて、実効線量を計算した。計算結果を中性子フルエンスから実効線量を評価するための年齢依存線量換算係数としてまとめた。実効線量は、著しい年齢依存性があることが分った。すなわち、約100keV以下では年齢が大きい程実効線量が高く、反対に100keV以上では年齢が小さい程実効線量が高い。新たに定義されたQ-L関係式に基づく周辺線量当量H$$^{ast}$$(10)と実効線量の比較より、子供の年齢グループに対しては、AP,PA,ROTのジオメトリーでH$$^{ast}$$(10)が実効線量を必ずしも安全側に評価しないことが分った。

no abstracts in English

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