Ductilization of TiAl intermetallic alloys by neutron-irradiation

中性子照射によるTiAl金属間化合物の延性化

Hishinuma, Akimichi; Fukai, Katsumaro; Sawai, Tomotsugu; not registered

プラズマ回転電極法で作製した粉末焼結体を、熱間静水圧加工および恒温鍛造処理したTi-47%atAl合金の照射(873Kで110 $^{24}$ n/m $^{2}$ (E1MeV)までJRR-2で中性子照射)後、873Kでの引張特性を調べた。TiAl合金は照射によって、全伸び6%から10%と延性化するが、応力-歪曲線への照射の影響は少ない。すなわち、降伏応力、加工指数は照射によって変化しない。この照射による延性化は、主変形モードの双晶変形の核が照射下で生成し、変形を容易にするためである。また、双晶核は逆位相境界を持たないフランクループから発生する。Ll $_{0}$ 規則相をもつTi-Al合金では、逆位相境界の有無で2種類のフランクループが結晶学上考えられる。そのうち逆位相境界を持たないループが優先的に形成されるが、その完全ループへの変換は、逆位相境界の生成を伴うため容易ではない。従って、照射による損傷組織の発達が著しく制限される。

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使用言語	:	English
掲載資料名	:	Intermet.
巻	:	4
号	:
ページ数	:	p.179 - 184
発行年月	:	1996/00
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キーワード	:	Ti-Al Intermetallic Alloy; Neutron-irradiation; Ductilization; Tensil Property; Twin Deformation; Dislocation Loop

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登録番号 : A19950063
抄録集掲載番号 : 240440
論文投稿番号 : 13930

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