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Tunneling in the H$$_{2}$$S+O($$^{3}$$P)$$rightarrow$$HS+OH reaction; A Theoretical study

H$$_{2}$$S+O(3P)$$rightarrow$$HS+OHの反応におけるトンネル現象; 理論的研究

横山 啓一  ; 高柳 敏幸

Yokoyama, Keiichi; Takayanagi, Toshiyuki

トンネリングは化学反応の動力学を支配する重要な因子の1つである。トンネリングは正当に評価できる量子論的手法によりトンネル効果を取り入れた反応速度定数を計算することができる。今回はH$$_{2}$$S+O($$^{3}$$P)$$rightarrow$$HS+OHの反応を例にとり、時間に依存しないシュレディンガー方程式を数値的に解くことによって反応速度を計算し実測値と比較した。計算に用いたポテンシャルエネルギー面をわずかに修正することにより実測の温度依存性を再現できた。さらに、トンネリングを考慮しない単純な遷移状態理論から導かれる速度定数を比較することにより、トンネリングが室温付近でも100倍程度、反応を加速することが明らかになった。

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パーセンタイル:21.07

分野:Chemistry, Physical

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