Yamashita, Kiyonobu; not registered; Fujimoto, Nozomu
本報は、兵器級Puを再利用できない程度まで燃え尽くすために考案した原子炉システムについて報告するものである。このシステムは、Pu燃焼用燃料球(Pu球)と増殖用燃料球(Th球)を用いたペブルベッド型高温ガス炉である。Pu球は兵器級Puを装荷した燃料からなり、Th球はTh燃料からなる。これらの二つの型の燃料球を炉心内に混在させて装荷し、連続的に燃料交換する。Pu球の燃焼度は、約740GWd/T
まで達成可能であり、残留する
Puは初期装荷量の1%以下まで消滅することができる。また、Pu球のPu装荷量を増すことによりキセノンの吸収効果を低減し温度上昇による吸収反応の減少率を押さえて、出力係数を負に保つ工夫をし、正の反応度の問題を解決した。この結果から、著者らは、本システムが、有望な兵器級Puの消滅炉の1つであると考える。
no abstracts in English
使用言語 |
: | English |
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掲載資料名 |
: | |
巻 |
: | 126 |
号 |
: | 1 |
ページ数 |
: | p.94 - 100 |
発行年月 |
: | 1997/05 |
キーワード |
: | Plutonium Burning; HTGR; Weapons-grade Pu; Nuclear Weapons; Pu Burner Balls; Th Breeder Balls |
論文URL |
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論文解説記事 |
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Access |
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- Accesses |
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InCites™ |
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パーセンタイル：23.04 分野：Nuclear Science & Technology |
Altmetrics |
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