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食品照射の最近の話題; ICGFI総会に出席して

Recent activity of food irradiation; Attended to annual meeting of ICGFI

伊藤 均

Ito, Hitoshi

ICGFIはFAO、IAEA、WHOのジョイントプロジェクトであり、食品照射実用化推進のための活動を行っている。活動の一つとして、10kGy以上の高線量照射食品の健全性評価を行ってきた。その結果、1984年に報告された米国の59kGy照射された冷凍鶏肉の動物試験のデータ及び放射線分解生成物の分析、微生物学的安全性等の研究成果より70kGyまでは健全性に問題がないとの結論を出した。また、ICGFIの専門家会合では制動放射X線の上限エネルギーを7.5MeVにしても従来の5MeVと比べ誘導放射能の著しい上昇はないと勧告している。ICGFIは国際間貿易で用いられている臭化メチルの代替技術として放射線処理が有望としており、規格基準の検討作業を行っている。わが国はICGFIに加入していないが、世界の主要国は加入しており、今後、国際間貿易でICGFIの活動が影響を与えるものと思われる。

no abstracts in English

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