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Changes in biochemical properties of ovomucoid by radiation

照射によるオボムコイドの生化学的性質の変化

J.-S.Yang*; J.-H.Kim*; 松橋 信平; 久米 民和

J.-S.Yang*; J.-H.Kim*; Matsuhashi, Shimpei; Kume, Tamikazu

鶏卵のアレルギーの原因物質の一つとして考えられているオボムコイドについて、照射による諸性質の変化について検討した。オボムコイドのトリプシン阻害活性は照射によって指数関数的に減少し、N$$_{2}$$中の失活がO$$_{2}$$中より大きかった。ELISA法で測定した抗原性も、ほぼ同様に減少した。オバルブミンなどのタンパク質では、通常照射による変化はO$$_{2}$$によって促進されるが、オボムコイドの場合には逆の結果となり、O$$_{2}$$による保護効果がみとめれらた。ラジカルアニオンの効果を調べた結果、(CNS)$$_{2-}$$はトリプシン阻害活性の失活を著しく抑えたが、Br$$_{2-}$$はわずかに促進した。これらのラジカルアニオンの効果は、タンパク質の構想変化に対しても同様であった。従って、オボムコイドの生物活性の変化は、活性部位のアミノ酸の変化よりも構造変化によるものと考えられた。

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分野:Chemistry, Physical

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