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ハステロイXRのクリープ特性に及ぼす結晶粒度および固溶化熱処理温度の影響

Influence of grain size and solution heat treatment temperature on creep properties of Hastelloy XR

倉田 有司; 小川 豊

Kurata, Yuji; Ogawa, Yutaka

ハステロイXRおよびXR-IIのクリープ特性に及ぼす冶金的因子のうち、特に影響の大きいと考えられる結晶粒度と固溶化温度について調べた。二段熱処理を施した試料を用いることにより、この二つの因子を分離して検討するこを試み、以下の結果を得た。(1)900$$^{circ}$$Cの破断時間には結晶粒度と固溶化温度の両者が関係するが、700$$^{circ}$$Cでは固溶化温度のみが関係した。(2)固溶化温度を一定とした試料を用いると、900$$^{circ}$$Cでは定常クリープ速度の結晶粒度依存性が認められたが、700$$^{circ}$$Cでは認められなかった。900$$^{circ}$$Cのデータは粒界における転位の発生消滅モデルを支持するものであった。(3)ポロンはクリープ速度を低くし、破断延性を高めたが、破断時間や定常のクリープ速度の固溶化温度依存性は高くなった。

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