Energy confinement analysis of neutral beam heated JT-60 discharges

粒子加熱時のJT-60放電のエネルギー閉じ込め解析

吉田 英俊; 清水 勝宏; 白井 浩; 飛田 健次; 草間 義紀; 久保 博孝; 小出 芳彦; 逆井 章; 福田 武司; 永島 圭介; 内藤 磨; 辻 俊二; 細金 延幸; JT-60チーム

Yoshida, Hidetoshi; Shimizu, Katsuhiro; Shirai, Hiroshi; Tobita, Kenji; Kusama, Yoshinori; Kubo, Hirotaka; Koide, Yoshihiko; Sakasai, Akira; Fukuda, Takeshi; Nagashima, Keisuke; Naito, Osamu; Tsuji, Shunji; Hosogane, Nobuyuki; JT-60 Team

TiCコーティングMo壁からグラファイト壁(壁温200~300C)に変更後、JT-60は高プラズマ電流及び高密度に運転領域が拡大された。本論文はグラファイト後の中性粒子加熱時のエネルギー閉じ込め特性について論じたものである。主たる結論は1).エネルギー閉じ込めはプラズマ電流を高める事と加速電圧を高める事により改善される。2).低加速電圧(40KV以下)ではビーム成分の蓄積エネルギー低下のため閉じ込め時間が劣化すると共に密度依存性を示す、3).電子温度分布は加速電圧の影響を受け、低加速電圧ではConvection損失のためra/2領域の分布が平坦になるものとみられる、4).中性粒子入射時のPower deposition分布とは無関係に電子温度分布が不変(Profile eonsistency)なのは、密度の上昇と共に電子の熱伝導係数が改善されている可能性がある、等である。

no abstracts in English