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Detection of surface flaw by infrared radiation sensor

赤外線ふく射センサーによる表面欠陥の検出

岡本 芳三*; 神永 文人*; 刑部 真弘*; 大岡 紀一; 小川 和彦* ; 金谷 邦雄

Okamoto, Yoshizo*; Kaminaga, Fumito*; not registered; Ooka, Norikazu; not registered; not registered

物体表面より放出される赤外線放射エネルギーを非接触でとらえ、二次元のサーモ像と表示する赤外線ふく射計を使用して欠陥を検知すると共に、表面欠陥より放出される空洞ふく射作用により、欠陥の深さを求めることが可能な方法を示したものである。線状人工欠陥付試験片を試作し、本方法とX線透過試験及び超音波探傷試験による識別限界についての比較検討を行った。その結果、本方法及び放射線透過試験では、0.15mmまでの表面線状欠陥の検出が可能であり、超音波探傷試験では、0.3mmまでが限界であった。また、X線及び超音波による非破壊試験では、欠陥の深さを求めることは困難であるのに対し、本方法では、熱流場における空洞ふく射効果によるふく射温度差を求めることにより、欠陥深さと巾の比が3倍程度までの欠陥深さを求めることが可能であることを明らかにした。

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