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The Simulation of the energy deposition from runaway electrons in plasma facing components with EGS4

EGS4コードを用いたプラズマ対向機器への逃走電子によるエネルギー沈着シミュレーション

功刀 資彰; 秋場 真人; 小川 益郎; 佐藤 理*; 中村 充志*

Kunugi, Tomoaki; Akiba, Masato; Ogawa, Masuro; not registered; not registered

核融合炉ディスラプション時における逃走電子によるプラズマ対向機器へのエネルギー沈着量を評価するため、電磁カスケードコードEGS4(Electron Gamma Shower, ver.4)を用いたモンテカルロシミュレーションを実施した。プラズマ対向機器構造材として、炭素アーマを持つモリブデン構造を想定し、10~300MeVの運動エネルギーを持つ逃走電子が0.5°~25°で材料に入射する場合を解析し、CERNで開発された同種コードである。GEANT3の結果と比較検討した。その結果、EGS4はGEANT3に比べ、炭素及びモリブデン両層で高いエネルギー沈着を示すこと、また炭素-モリブデン界面で低いピーク沈着エネルギーを示すことが分かった。さらに、本コードをITER(International Thermonuclear Experimental Reactor)で提案されている3種類のダイバータ構造に適用し、運動エネルギー300MeV、入射角0.5°の場合の解析結果を示した。

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