検索対象:     
報告書番号:
※ 半角英数字
 年 ~ 
 年

Feasibility study on utilization of vitrified wastes as radiation sources

ガラス固化体の線源利用に関するフィジービリティースタディー

幕内 恵三; 吉井 文男; 百武 健一郎

Makuuchi, Keizo; Yoshii, Fumio; not registered

ガラス固化体の照射線源利用の可能性を明らかにするため、天然ゴムラテックスの放射線加硫をモデルプロセスとし、安全性と実用性について検討した。ガラス固化体からの中性子によって天然ゴムラテックスの放射化が起きるが、その程度は極めて低く、安全上問題はないことがわかった。小型ガラス固化体による天然ゴムラテックスの放射線加硫実験(線量率は0.1KGy/hr)では、20KGy照射で放射線加硫できた。この線量は、$$^{60}$$Coによる放射線加硫と比較して、約5KGyほど多かった。しかし、放射線加硫後の天然ゴムラテックスフィルムの強度は30MPa以上であり、日本工業規格を十分に満たすものであった。したがって、ガラス固化体により天然ゴムラテックスを放射線加硫することは可能であり、加硫ラテックスは実用的に十分な性能を持つことが明らかとなった。

no abstracts in English

Access

:

- Accesses

InCites™

:

パーセンタイル:17.52

分野:Chemistry, Physical

Altmetrics

:

[CLARIVATE ANALYTICS], [WEB OF SCIENCE], [HIGHLY CITED PAPER & CUP LOGO] and [HOT PAPER & FIRE LOGO] are trademarks of Clarivate Analytics, and/or its affiliated company or companies, and used herein by permission and/or license.