Development of reconstitution technique of charpy impact specimens by surface-activated joining for reactor pressure vessel surveillance

原子炉圧力容器監視試験のための表面活性化接合法によるシャルピー衝撃試験再生技術の開発

鬼沢 邦雄 ; 深谷 清; 西山 裕孝 ; 鈴木 雅秀; 見原 正一郎*; 中村 照美*

Onizawa, Kunio; Fukaya, Kiyoshi; Nishiyama, Yutaka; Suzuki, Masahide; not registered; not registered

原子炉の構造基準では、原子炉圧力容器鋼の照射脆化評価のため監視試験実施が義務付けられている。原子炉の供用期間を延長する場合、監視試験用試験片が不足する可能性があるため、試験済み試験片の再利用、すなわち試験片再生技術の開発は重要課題である。本報では、常温接合技術として試験片再生に有望な表面活性化接合法の適用性を検討した。軽水炉圧力容器鋼を用いた基礎的検討結果から、接合部の硬化領域の幅を3mm以下、接合時に照射温度以上に上昇する領域の幅を6mm以下に抑えることができることがわかった。他の溶接による試験片再生法と比較して、これら接合の影響をより小さくすることができ、より優れた試験片再生法であることが確認できた。

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