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Effective diffusivity of the uranyl ion in a granite from Inada, Ibaraki, Japan

茨城県稲田産の花崗岩中におけるウラニルイオンの有効拡散係数

山口 徹治 ; 坂本 義昭 ; 中山 真一 ; T.T.Vandergraaf*

Yamaguchi, Tetsuji; Sakamoto, Yoshiaki; not registered; T.T.Vandergraaf*

稲田花崗岩中におけるウランの有効拡散係数を透過法で調べた。ウランの化学形としてはUO$$_{22+}$$が支配的な条件で実験した。ウラニルイオンの有効拡散係数は(3.6$$pm$$1.2)$$times$$10$$^{-14}$$m$$^{2}$$/sであった。この値はウラニンの有効拡散係数の値に近く、ストロンチウムやネプツニウムより約一桁小さく、ヨウ素よりも二桁小さい。よく知られた理論では、岩石中の有効拡散係数と自由水中の拡散係数は正比例するとされているが、この花崗岩中におけるイオンの有効拡散係数は自由水中の拡散係数に比例していない。これはスウェーデンの花崗岩についての実験結果にも共通している。この比例関係の上に構築された理論を適用する際には注意が必要である。

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分野:Environmental Sciences

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