Post-irradiation weldability of type 316 stainless steel

316ステンレス鋼の照射後溶接性

Watanabe, Katsutoshi; Hamada, Shozo; Kodaira, Tsuneo; Hishinuma, Akimichi

中性子照射環境下で用いられたことにより劣化した炉材料の補修には溶接技術が必須であると考えられている。本研究では、高速炉「常陽」で照射を受けた316ステンレス鋼ラッパー管を用いて、溶接性に及ぼすヘリウムの効果を検討した。得られた結果は(1)照射した溶接継手は非照射の溶接継手に較べて著しい延性低下を生じた。(2)非照射の溶接継手では溶接金属部において延性破壊したのに対して、照射した溶接継手では熱影響部のボンド部近傍において粒界脆性破壊を生じた。(3)このような粒界脆性破壊は粒界におけるヘリウム気泡の形成と密接に関連しているものと考えられる。

no abstracts in English

使用言語	:	English
掲載資料名	:	ASM Conference on Welding and Joining Science and Technology
巻	:
号	:
ページ数	:	p.615 - 619
発行年月	:	1997/03
発表会議名	:	ASM Int. European Conf. on Welding and Joining Science and Technology
開催年月	:	1997/03
開催都市	:	Spain
開催国	:
キーワード	:	316ステンレス鋼; 照射後溶接性; 溶接継手; 延性; ヘリウム気泡

特許データ	:
PDF	:

論文URL	:
研究データの公開先DOI	:
使用施設	:
広報プレスリリース	:
論文解説記事 (成果普及情報誌)	:
受委託・共同研究相手機関	:

Access	:	- Accesses
Web of Science® Times Cited Count	:	被引用回数：評価・統計等のため最新の被引用回数を確認したい場合は、直接Web of Science®をご確認ください。 http://www.webofknowledge.com/wos
InCites™	:
Altmetrics	:

登録番号 : B19961664
抄録集掲載番号 : 250394
論文投稿番号 : 14671

[CLARIVATE ANALYTICS], [WEB OF SCIENCE], [HIGHLY CITED PAPER & CUP LOGO] and [HOT PAPER & FIRE LOGO] are trademarks of Clarivate Analytics, and/or its affiliated company or companies, and used herein by permission and/or license.