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濱田 省三
JAEA-Review 2013-008, 107 Pages, 2013/05
1994年に「国際科学技術センター(International Science and Technology Center: ISTC)」の本部がモスクワに設置された当初から、日本原子力研究開発機構(JAEA)(統合前の旧日本原子力研究所(JAERI)及び旧核燃料サイクル機構(JNC)を含む)はパートナープロジェクトへの参加をはじめ、いろいろな形態でISTCの活動に協力・貢献してきた。ところが、2010年12月にモスクワのISTC本部で開催された運営理事会の場で、運営理事会のメンバーの一つであるロシア連邦(ロシア)のパーティは、「ロシアは2015年12月末でISTCから脱退する」ことを表明した。この表明は同年8月にプレス発表されたメドベージェフ大統領によるISTC脱退に関する大統領令への署名の結果を受けたものである。この結果、ISTCの存続あるいはISTCに替わる新たな組織の新設について現在検討が進められているが、いずれにしろISTC本部は2015年末までしかモスクワにはいられない。したがって、今をISTCの節目と考え、この報告書はJAERI等がISTCの活動に対して行ってきた協力・貢献及びそれによる成果を、まとめたものである。
浜田 省三; 深谷 清*; 加藤 千明; 柳原 隆夫; 土井 正充*; 木内 清
JAERI-Tech 2001-063, 49 Pages, 2001/10
原研では六ヶ所再処理施設の主要機器の一部である酸回収蒸発缶及び溶解槽に関して、長時間使用における耐食安全性に対する評価を行うために、平成7年度からそれぞれの小型モックアップ試験体を用いた実証試験を実施した。酸回収蒸発缶の小型モックアップ試験体については約2.5年(約20,000時間)の実証試験を完了した。試験終了後酸回収蒸発缶モックアップ試験体の加熱部にある7本の伝熱管のうち4本を加熱部から引抜き、このうちの1本に対して、伝熱管内面の腐食状況の直接観察のほか、機械的特性を評価するために破壊試験を実施した。その結果、伝熱管の内表面では粒界腐食が進行しているが、その粒界侵食深さは一結晶粒程度の統計分布を有していることが確認された。また、本伝熱管の機械的特性に変化を及ぼすような材質変化は生じていないことが確認された。
大場 敏弘; 柳原 隆夫; 加藤 千明; 浜田 省三
JAERI-Tech 2001-059, 36 Pages, 2001/09
原研では、文部科学省からの受託研究として「再処理施設新材料耐食安全性実証試験」を実施してきた。この試験においては、六ヶ所再処理施設の主要機器の一つである酸回収蒸発缶の小型モックアップ試験体を用いた実証試験を進めてきた。この試験体の一部である伝熱管及び短い管材を用いた実験室規模の伝熱面腐食試験片に対して、それらの内表面の腐食減肉を知るために、伝熱管の肉厚を非破壊・高精度で測定できる超音波式肉厚自動測定装置を製作した。この装置は、超音波測定器にパソコン制御方式を組合わせることにより自動的に肉厚を測定・記録できるものである。製作した装置で得られた肉厚の値は、光学顕微鏡で測定した肉厚と非常に良い一致を示し、本装置の測定精度のよいことが確認された。
本岡 隆文; 寺門 正吾; 高野 利夫; 浜田 省三; 木内 清
JAERI-Tech 2001-023, 29 Pages, 2001/03
ピュレックス法を採用する六ヶ所再処理施設において耐硝酸性が重要となる主要機器の耐食安全性の評価試験として、実機規模の構造体を用いた小型モックアップ試験と小型試験片を用いて捕捉データを取得する実験室規模の比較試験を実施している。溶解槽材料の寿命評価では、高濃度のTRU,RFを含む強放射性の硝酸溶液を試験液として扱うため、燃料溶解液に対するモックアップ試験液の模擬性が重要である。本研究では、伝熱面腐食等の評価に必要なホット試験技術開発を実施した。六ヶ所再処理施設の受入基準最大の高燃焼度の使用済燃料を想定して、使用済燃料の溶解及び腐食試験液の調製等の各プロセスを選定した。選定したプロセスをもとにして、WASTEFのNo.3セルにおいて、使用済燃料の硝酸溶液溶解試験を行い、その溶解液を耐食性評価試験に必要な腐食試験に調製した。
土谷 邦彦; 河村 弘; 三輪 幸夫; 浜田 省三
JAERI-Review 99-025, TIARA Annual Report 1998, p.111 - 113, 1999/10
核融合炉(ITER)用ブランケット冷却枝管においては、中性子照射されたものと中性子照射されていないものを溶接することが必要となる。したがって、補修・交換を考えた場合、溶接継手の機械的性質に対するHe生成量依存性、すなわち、溶接補修・交換を行ううえで許容されるHe生成量のしきい値を明らかにすることが重要になる。このための第1段階として、本研究では、サイクロトロンを利用してステンレス鋼(SUS316LN-IG: ITER用構造材の候補材)にHeを最大で20appmまで比較的均一に注入した後、TIG溶接を行い、溶接継手の組織観察を行った。この結果、約20appmまでヘリウムを注入したステンレス鋼の溶接が可能である見通しを得た。
浜田 省三; 三輪 幸夫; 八巻 大樹; 片野 吉男; 中沢 哲也; 野田 健治
Journal of Nuclear Materials, 258-263, p.383 - 387, 1998/00
被引用回数:16 パーセンタイル:76.84(Materials Science, Multidisciplinary)核融合炉の照射環境を模擬した照射実験を行い、材料の微細組織変化に及ぼす同時照射効果を明らかにする。このために、材料研究部で設計・開発し、製作した後、高崎研の複合ビーム棟に設置したトリプルビーム照射実験装置について、その性質、仕様、特徴ならびにこの装置を用いて得られた成果の一部について報告する。
浜田 省三
JAERI-Tech 97-041, 180 Pages, 1997/08
このレポートは、これまで著者が行ってきたイオン及びHFIR照射実験等によって得られた照射損傷組織に関する主な実験結果をまとめたものである。内容は6章から構成されている;第1章は緒言、第2章はオーステナイト鋼におけるイオン照射損傷組織の深さ分布に関するもので、損傷組織の断面観察のためのTEM試料作成技術の開発、イオン照射損傷の深さ分布に関する実験値と計算値の比較検討、第3章は2層から成るステンレス鋼のイオン照射下での相の安定性について述べた。第4章はオーステナイト鋼の中性子照射損傷に関する基礎理論、HFIR照射の特徴、中性子照射したTEM試料の放射能を低減化するための技術開発、第5章はHFIRで重照射したオーステナイト鋼の微細組織変化について述べ、第6章では全体をまとめて総括とした。
渡辺 勝利; 浜田 省三; 古平 恒夫; 菱沼 章道
ASM Conference on Welding and Joining Science and Technology, p.615 - 619, 1997/03
中性子照射環境下で用いられたことにより劣化した炉材料の補修には溶接技術が必須であると考えられている。本研究では、高速炉「常陽」で照射を受けた316ステンレス鋼ラッパー管を用いて、溶接性に及ぼすヘリウムの効果を検討した。得られた結果は(1)照射した溶接継手は非照射の溶接継手に較べて著しい延性低下を生じた。(2)非照射の溶接継手では溶接金属部において延性破壊したのに対して、照射した溶接継手では熱影響部のボンド部近傍において粒界脆性破壊を生じた。(3)このような粒界脆性破壊は粒界におけるヘリウム気泡の形成と密接に関連しているものと考えられる。
浜田 省三; Y.C.Zhang*; 三輪 幸夫; 八巻 大樹
Radiation Physics and Chemistry, 50(6), p.555 - 559, 1997/00
被引用回数:9 パーセンタイル:60.17(Chemistry, Physical)オーステナイトステンレス鋼をトリプルビーム照射して、微細組織に及ぼすトリプルビームの照射効果を調べた。照射は12MeV Ni,35keV H及び1MeVのHeのトリプルビームを用いて、300~400Cで同時照射によって行った。照射後クロスセクション法により薄膜試料を作製し、透過電子顕微鏡観察に供した。観察の結果、トリプルビーム照射領域とそうでない領域では、転位ループの数密度に大きな差が見られた。すなわち、トリプルビーム照射された領域での転位ループの数密度は、Niイオンによりはじき出し損傷のみを受けた領域でのそれと比べて、同程度の損傷量であるにも拘らず、かなり低い。このことから、比較的低い温度でトリプルビーム照射したオーステナイト鋼では転位ループの成長・移動が促進されることが考えられる。
渡辺 勝利; 實川 資朗; 浜田 省三; 古平 恒夫; 菱沼 章道
Fusion Engineering and Design, 31, p.9 - 15, 1996/00
被引用回数:6 パーセンタイル:50.64(Nuclear Science & Technology)高速炉JOYOにおいて、668-683Kで最大損傷量22dpa、最大He量9appmまで照射された316オーステナイト鋼を用いて、TIG溶接法による照射後溶接性について検討を行った。得られた結果は、非照射材では溶接金属部破断に伴う延性破壊モードを示したのに対して、照射材では高温(773K)のみならず室温においても粒界脆性破壊モードを示し溶接熱影響部において破断した。照射材で見られたこのような挙動は溶接入熱による粒界He気泡形成と密接に関連しているものと考えられる。
三輪 幸夫; 塚田 隆; 實川 資朗; 北 智士; 浜田 省三; 松井 義典; 新藤 雅美
Journal of Nuclear Materials, 233-237(PT.B), p.1393 - 1396, 1996/00
被引用回数:14 パーセンタイル:74.58(Materials Science, Multidisciplinary)高純度Fe-18C-12Niステンレス鋼の照射誘起応力腐食割れ(IASCC)に及ぼす微量添加元素の効果を調べた。3種の合金(高純度、Si添加、C添加)を溶製し、JRR-3Mにて6.710
n/m
(E
1MeV)まで中性子照射を行った。その後、IASCC感受性を評価するために、高温純水中(300
C、9.3MPa)にて歪み速度1.7
10
/sの低歪み速度引張試験を行い、さらに割れ破面のSEM観察及びマイクロストラクチャーのTEM観察を実施した。その結果、Si添加は顕著な照射硬化の低下と大きな均一伸びをもたらしたが、これは微細な欠陥クラスターのみが発達したためであり、C添加は大きな照射硬化をもたらしたが、これはクランクルーフの発達によるものであることが解った。またSi添加は腐食割れ性にはあまり影響を与えなかったが、C添加は割れ破面形態と粒界割れから粒内割れが主となるように、大きく変化させた。わずかな量の添加元素が照射硬化及び腐食割れ性に大きな影響を与えることが見い出された。
野田 健治; 浜田 省三
原子力工業, 40(2), p.33 - 34, 1994/00
核融合炉材料はその使用環境下で14MeVまでの高エネルギー中性子に曝され、大きなはじき出し損傷を受けるとともに、水素(トリチウムを含む)及びヘリウムが導入される。これらの重畳作用により核融合炉材料の顕著な特性変化や耐久性劣化が生ずることが予想されており、核融合炉開発に向けて、耐放射線性の高い材料の開発が求められている。材料開発のためには、高エネルギー中性子照射試験施設が不可欠であるが、そのような施設は現存しない。そこで高度の近似手段として、重イオン、ヘリウム及び水素イオンを同時に照射することのできるトリプルビーム照射実験装置の整備を進めている。ここでは、その装置の特徴を述べるとともに、これを利用して行うことを予定している材料研究の紹介を行う。
浜田 省三; 稲積 透*; 佐藤 馨*; 菱沼 章道; 幸野 豊*; 香山 晃*
Journal of Nuclear Materials, 212-215, p.458 - 463, 1994/00
被引用回数:1 パーセンタイル:17.96(Materials Science, Multidisciplinary)高温水中で優れた耐食性をもつ/
2相ステンレス鋼の照射下での微細組織変化を明らかにした。2.5wt%Moを含む
/
2相ステンレス鋼(
含有率:~40%)を東大のHITを用いて4MeVのNiイオンを10dpaまで照射した。照射試料はCross-Section法ならびにBack-thinning法によって薄膜とし、FEG-TEMで観察を行った。オーステナイト相では高密度の転位ループならびに稀に小さなボイドが観察された。一方、フェライト相では照射損傷領域でX相が観察され、ボイドはなかった。このX相の組成ならびに格子定数は今まで報告されているものと比べ、NiおよびSiが富化しており、格子定数は小さかった。これは、フェライト相の化学組成と大いに関係があると考えられる。このX相は照射誘起したものと考えられる。
倉田 有司; 浜田 省三; 中島 甫
Proc. of 10th Int. Conf. on Strength of Materials; ICSMA 10, 0, p.677 - 680, 1994/00
固溶化熱処理状態及び20%冷間加工状態のNi-22Cr-18Fe-9Mo合金(ハステロイXR)のクリープ特性を800,900及び1000Cで調べた。得られた結果は以下のとおりである。(1)800
Cでは20%冷間加工により定常クリープ速度及び破断伸びは減少し、破断寿命は増加する。(2)900
Cでは20%冷間加工によりそれらの値は減少するが、破断寿命の延長効果は消失する。これは定常クリープ速度の減少効果に比べ、破断伸びの減少が大きくなったためである。(3)1000
Cでは逆に固溶化熱処理材に比べ20%冷間加工材の定常クリープ速度は増加し破断寿命は短くなる。これは1000
Cでは20%冷間加工材のクリープ中に著しい動的再結晶が起こるためである。
浜田 省三; 北條 喜一
Journal of Nuclear Materials, 200, p.149 - 153, 1993/00
被引用回数:2 パーセンタイル:52.05(Materials Science, Multidisciplinary)核融合炉構造材のオーステナイト鋼を中性子照射すると誘導放射能が高くなる。照射試料の相安定性を知る上で分析電子顕微鏡を用いた微小領域の元素分析が重要になるが、実験試料が高い放射能を有すると、バックグランドの増加によりこの実験が不可能となる。この問題を解決するためには、照射試料の放射能を減少させることである。本実験では1つの試みとして、照射試料から打ち抜いた1mmディスクを利用して、放射能を当初の1/100以下に減少させた分析電子顕微鏡用試料の作製に成功した。この結果、中性子照射した試料の放射能を軽減でき、分析電子顕微鏡による微小領域の元素分析が可能になった。
浜田 省三; 北條 喜一; 菱沼 章道
Journal of Nuclear Materials, 205, p.219 - 224, 1993/00
被引用回数:3 パーセンタイル:38.43(Materials Science, Multidisciplinary)ヘリウムイオン照射下でのJPCA溶接継手の微細組織変化を調べた。実験に用いた試料は10%フェライト相を含むJPCAのTIG溶接継手の溶接金属部である。これを500
Cで電子顕微鏡内でヘリウムイオン照射し、その場観察を行った。照射を開始してまもなく
相と母相の両者に微小なバブルが高密度で生じた。
相中のバブルは照射が進むにつれ、成長しついには合体を始めた。一方、母相内のバブルの挙動は
相のそれに比べて逆の傾向を示した。また、
相の界面では照射が進むにつれ、照射促進変態により
変態を生じた。この
相の組成は熱時効で形成された
相に比べてCrとMoが富化し、FeとNiが欠乏していた。これらの結果から、多量のヘリウムイオンの注入は
フェライト相でのバブルの成長ならびに
変態を促進することが明らかになった。
鈴木 雅秀; 浜田 省三; P.J.Maziasz*; 實川 資朗; 菱沼 章道
Journal of Nuclear Materials, 191-194, p.1351 - 1355, 1992/00
被引用回数:13 パーセンタイル:74.99(Materials Science, Multidisciplinary)日本の核融合炉材料候補材(JPCA)中のTi富化MC型析出物のHFIR照射下での析出挙動についてまとめられた。300Cで34dpaまで照射を行うと、微細なMCが析出する。しかしながら、さらに58dpaまで照射を続けると、MCの密度は減少する。MCの化学組成は、析出物の大きさに強く依存する。熱的に生成したMCも、照射を行うと、照射によって誘起した析出と同様な化学組成、サイズ依存性を有するようになる。本報告では、化学組成のサイズ依存性と析出の照射下での安定性について議論した。
北條 喜一; 實川 資朗; 鈴木 雅秀; 浜田 省三; 菱沼 章道
Journal of Nuclear Materials, 179-181, p.496 - 499, 1991/00
被引用回数:1 パーセンタイル:20.12(Materials Science, Multidisciplinary)この研究は日米協力による核融合炉材料の照射特性を取得する目的で行ったものである。特に、高レベル放射化材料(JPCA、773K、55dpa、4000at ppm He)(10R/hr以上)中に析出した微小粒子の分析をJEM-2000FX付設透過電子エネルギー損失分光器(EELS)を用いて行った。その結果、数十nmの析出相中にはNiの減少、Tiの増加が観察・測定できた。
浜田 省三; 鈴木 雅秀; P.J.Maziasz*; 菱沼 章道
Journal of Nuclear Materials, 179-181, p.515 - 518, 1991/00
被引用回数:8 パーセンタイル:66.42(Materials Science, Multidisciplinary)中性子照射によるスエリングに及ぼす析出物の影響を調べるために、オーステナイトステンレス鋼をHFIRで300~500Cで最大57dpa(~4500appm He)まで照射し微細組織を観察した。実験に用いた試料は改良ステンレス鋼(JPCA)、Type316、2つの低炭素鋼の溶体化処理材(SA)および20%冷間加工材(CW)である。400
C以下の照射温度では観察される析出物は少なく、スエリングは材料や照射前処理に依存せず小さい。500
CでSAではスエリングは、特に低炭素鋼において、大きい。すべての材料で粗大化したM
C
やM
Cが観察され、低炭素鋼では間化合物も観察された。CWではJPCAがスエリングが最も小さく、小さなMCが母相内に均一に観察された。これにより57dpaまでの高照射によってもCWではMCが安定に母相内に存在し、スエリング抑制効果を十分に残していることが明らかになった。
浜田 省三; 鈴木 雅秀; P.J.Maziasz*; 菱沼 章道; 田中 三雄
Effects of Radiation on Materials,Vol. 1, p.172 - 184, 1990/00
316ステンレス鋼の液体化材(SA)および冷間加工材(CW)を50dpa、3500appmHeまで300~500Cの温度範囲でHFIRで照射し、透過電子顕微鏡により微細組織の変化およびスエリング挙動について調べた。400
C以下の照射では、SAとCWの微細組織の変化およびスエリングの差は小さかった。500
Cを超える照射では両者の挙動の差が大きくなった。スエリングについてはSAでは2%以上となり、CWの3倍以上になった。微細組織の変化については、SAではたくさんの大きな炭化物(M
C)が観察され、一方、CWでは少量の小さな析出物が観察された。このことからSAのスエリング挙動は照射誘起・促進析出物(M
C)の挙動と強い関係のあることが明らかになった。