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セルロース廃資源糖化試験装置による研究,V; もみがらの連続糖化

Study on saccharification of cellulosic wastes with bench scale test plant, 5; Continuous saccharification of chaff

笠井 昇; 玉田 正男; 熊倉 稔

Kasai, Noboru; Tamada, Masao; Kumakura, Minoru

セルロース廃資源糖化試験装置により、前処理したもみがらの連続糖化の問題点、対策および連続糖化により得られるグルコース濃度について調べた。糖化において、雑菌汚染は生成したグルコースを極端に減少させるため、大きな問題であることが明らかになった。フラスコスケール(100ml)による糖化では酢酸エチルを1%添加することにより汚染を防止できた。ベンチスケール(50l)による連続糖化では酢酸エチルの添加だけでは防止できず、窒素雰囲気中で糖化することにより雑菌汚染を防止できることがわかった。最長26日間の連続糖化を行った結果、グルコース濃度1.7%の糖化液が安定して、連続的に得られることがわかった。また、連続糖化においてグルコースの生産性向上のために、適正な滞留時間の設定が重要であることが示唆された。

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