外面腐食燃料棒の反応度事故(RIA)時の挙動に関する研究

Study on the behavior of waterside corroded PWR fuel under the reactivity initiated accident conditions

燃料の燃焼度を高め、炉内滞在時間を長くしようとする際に、燃料棒の健全性上問題となるものに被覆管の外面腐食がある。本実験ではPWR型燃料棒の被覆管外面に10m及び20mの酸化膜を有する模擬燃料棒を準備し、パルス照射によってRIA時における燃料挙動を研究し次の知見を得た。(1)本実験の燃料棒加圧範囲では、外面腐食燃料棒の破損しきいエンタルピ値は110cal/g・fuelとなった。(2)外面腐食燃料棒の破損形態は、ふくれによる破裂破損であった。(3)クラックは金属母材まで進行しなかった。(4)被覆管厚みの減少は、破損しきい値に影響をあたえなかった。

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使用言語	:	Japanese
報告書番号	:	JAERI-M 89-078
ページ数	:	36 Pages
発行年月	:	1989/06
特許データ	:
PDF	:	JAERI-M-89-078.pdf:4.36MB
論文URL	:	https://doi.org/10.11484/jaeri-m-89-078
キーワード	:	燃焼度; 外面腐食; 被覆管; PWR; RIA; 破損しきい値; 水素化物; 燃料棒; 破損形態; 加圧燃料棒
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Access	:	- Accesses
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登録番号 : M19890078
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