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高温ガス炉の事故時における燃料からの核分裂生成物放出割合解析コード; RACPAC

Fission product release analysis code during accident condition of HTGR; RACPAC

沢 和弘; 田沢 勇次郎*; 板倉 洋文*

Sawa, Kazuhiro; Tazawa, Yujiro*; Itakura, Hirofumi*

高温ガス炉の事故時における、炉心からの核分裂生成物(FP)の放出量を解析するために、計算コードRACPACを開発した。本コードは、以下のような特徴を有している。(1)原子炉停止後の被覆燃料粒子からのFP放出割合を、換元拡散係数を用いた解析解に基づき計算する。(2)核種毎の換元拡散係数は、通常運転時におけるFPの放出速度と生成速度の比(R/B)のデータから計算することができる。(3)事故後の炉心温度挙動に伴う放出割合の変化を計算することができる。本報告書は、RACPACで扱っている被覆燃料粒子からのFP放出モデル、換元拡散係数の計算方法、使用方法及び計算例を述べたものである。

no abstracts in English

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