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FCAにおける高温ドップラー効果測定,3; 超微細群によるセル計算コード(PEACO-X)の開発

Measurement of Doppler effect up to 2000$$^{circ}$$C at FCA, 3; Development of a cell code, PEACO-X, with ultra-fine group structure

岡嶋 成晃  ; 大井川 宏之 ; 向山 武彦

Okajima, Shigeaki; Oigawa, Hiroyuki; Mukaiyama, Takehiko

FCAでは、サンプル加熱・反応度測定法と箔加熱・反応率測定法を組み合わせて、2000$$^{circ}$$Cまでのドップラー効果を測定する装置を開発した。これらの測定装置では、耐熱材料として比較的多量のタングステンを使用しているため、実験解析にあたっては、ドップラーサンプルを取り囲む構造材核種および炉心燃料中の$$^{238}$$Uとサンプル中の$$^{238}$$Uとの共鳴干渉効果を評価することが重要である。共鳴干渉効果が顕著なエネルギー領域での実効断面積を得るために、衝突確率法に基づく超微細群構造計算コードPEACO-Xを作成した。また、共鳴干渉効果の詳細解析に必要な超微細群群定数セット(MCROSSライブラリー)をJENDL-3からTIMS-1及びPROF GROUCH-Gを用いて作成した。PEACO-Xでは、超微細群構造(0.25~4.0$$times$$10$$^{-4}$$)で非均質セル内の中性子束を計算することができる。中性子スペクトルの計算方法はRABBLEの方法と同様である。PEACO-Xは、均質体系および球、円筒、平板、四角格子、六角格子体系の計算ができ、20核種、25組成、50領域まで取り扱うことができる。

no abstracts in English

発表言語

 :

Japanese

報告書番号

 :

JAERI-M 92-185

ページ数

 :

42 Pages

発行年月

 :

1992/11

特許データ

 :

PDF

 :

JAERI-M-92-185.pdf:1.02MB

論文URL

 :

https://doi.org/10.11484/jaeri-m-92-185

研究データの公開先DOI

 :

本成果にかかわる研究データのリンクです。

キーワード

 :

Doppler Effect; Cell Code; Resonance Interaction Effect; Effective Cross Section; Collision Probability; Ultra-fine Group; U-238; Tungsten; FCA; JENDL-3

使用施設

 :

広報プレスリリース

 :

論文解説記事
(成果普及情報誌)

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Access

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