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Migration behavior and sorption mechanisms of radionuclides in sedimentary sand stones; Influence of particle size and weathering

堆積砂岩中における放射性核種の移行挙動と収着機構; 粒径と風化の影響

田中 忠夫 ; K.Sriyotha*; 神山 秀雄

Tanaka, Tadao; K.Sriyotha*; Kamiyama, Hideo

$$^{60}$$Co,$$^{85}$$Sr及び$$^{137}$$Csの移行挙動と収着機構に及ぼす粒径及び風化の影響について研究した。異る粒径に破砕した未風化砂岩及び風化砂岩を用いたカラム移行実験を行い、3核種の移行挙動を調べた。さらに、各核種の移行を支配する収着機構を明らかにするため、pH5のHCl,CaCl$$_{2}$$,KCl,NH$$_{2}$$OH-HCl,K-oxalate及びH$$_{2}$$O$$_{2}$$の各水溶液を順に用いて収着核種の抽出を行った。3核種の分配係数は、粒径の増大に伴う比表面積の減少並びに固液相間での非平衡接触の発生のため、粒径の大きい砂岩が小さな値を示した。また、風化砂岩に対する分配係数は、未風化砂岩に比べ大きな値となった。支配的な核種収着機構が両砂岩で同じであったことから、風化砂岩の高い収着能は、風化作用によって生じる粘土鉱物等の有効な収着サイトの増に関係していることが示唆された。

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