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Ni-Cr-W系超耐熱合金の溶接性の検討

Examination of weldability of Ni-Cr-W superalloys

辻 宏和; 斉藤 貞一郎*; 高津 玉男*; 中島 甫

Tsuji, Hirokazu; Saito, Teiichiro*; Takatsu, Tamao*; Nakajima, Hajime

将来の原子炉出口冷却材温度1000$$^{circ}$$C級の高温ガス炉の開発に備えて、その高温構造用部材としてNi-Cr-W系の新合金の開発に取り組み、既に最適化学組成の提案を行った。この新合金を構造材料として実用化するために残された課題の1つに、高温溶接構造物としての性能の確保が挙げられる。そこで、この新合金の溶接性に関する検討を行い、以下の結果を得た。(1)供試材料としたNi-18~19mass%Cr-20~22mass%W合金は、いずれも溶接割れ感受性が著しく高い。(2)Tiを添加した合金における方が、Ti無添加の合金よりも溶接割れ感受性は低い。(3)熱処理条件の相違がこの系の合金の溶接割れ感受性に大きな影響を及ぼす。本研究の結果、この合金の溶接施工に、母材と同一化学組成の溶加材を用いることはできないことが分かったことから、今後、微量成分の調整等を行い、この合金の溶接用溶加材の開発に取り組む予定である。

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