検索対象:     
報告書番号:
※ 半角英数字
 年 ~ 
 年

ハステロイXRのクリープ特性に及ぼす冷間加工の影響

Effect of cold work on creep properties of Hastelloy XR

倉田 有司; 中島 甫

Kurata, Yuji; Nakajima, Hajime

ハステロイXRの固溶化熱処理材、10%及び20%冷間加工材を用いて、800~1000$$^{circ}$$Cで約2000ksまでのクリープ試験を行い、クリープ特性に及ぼす冷間加工の影響を検討して以下の結果を得た。(1)本実験の範囲では、10%冷間加工材のクリープ破断時間は、950$$^{circ}$$C以下で固溶化熱処理材の強度水準を上回っている。950$$^{circ}$$C及び10%の冷間加工は、高温工学試験研究炉の中間熱交換器の最高使用温度及び部材の最大加工度である。(2)20%冷間加工材のクリープ破断時間は、900$$^{circ}$$Cを超えると、固溶化熱処理材より短くなる。(3)破断延性は冷間加工材の方が小さくなる。(4)800~900$$^{circ}$$Cでは、10%及び20%冷間加工材の最少クリープ速度は固溶化熱処理材より著しく小さくなる。(5)1000$$^{circ}$$Cにおける冷間加工材のクリープ破断強度の低下は、クリープ変形中に起こる広範な動的再結晶によって説明される。

no abstracts in English

Access

:

- Accesses

InCites™

:

Altmetrics

:

[CLARIVATE ANALYTICS], [WEB OF SCIENCE], [HIGHLY CITED PAPER & CUP LOGO] and [HOT PAPER & FIRE LOGO] are trademarks of Clarivate Analytics, and/or its affiliated company or companies, and used herein by permission and/or license.