JMTR核燃料物質使用施設の想定事故時の直接線及びスカイシャイン線による周辺監視区域境界の線量当量評価
Dose evaluation of external exposure by direct and skyshine gamma rays in postulated accident of nuclear fuel handling facilities at JMTR
土田 昇
Tsuchida, Noboru
JMTR(Japan Materials Testing Reactor)における核燃料物質使用施設の安全評価を目的とし、使用施設で核分裂生成物(FP)放出を伴う事故を想定した場合の周辺監視区域境界における公衆の外部放射線による被ばく評価を実施した。想定事故としては、JMTRの出力急昇試験設備であるOSF-1照射設備のキャプセル破損を想定した。想定事故では、キャプセル破損により照射中の燃料棒内の放射性物質であるFPがOSF-1冷却系に流出し、OSF-1冷却系から原子炉建家内に漏洩する冷却水に含まれるFPが原子炉建家内の空気中に移行し、一部は壁面に付着すると仮定して、それら原子炉建家内のFPを放射線源とした場合の周辺監視区域境界における直接線及びスカイシャイン線による実効線量当量を評価した。評価の結果、周辺監視区域外の公衆に著しい放射線被ばくのリスクを与えることはないことが確認された。
no abstracts in English
- 登録番号 : T19960020
- 抄録集掲載番号 : 240508
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