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Quantum path-integral molecular dynamics calculations of the dipole-bound state of the water dimer anion

水ダイマーアニオンのおける過剰電子の双極子束縛状態についての量子経路積分分子動力学計算

志賀 基之   ; 高柳 敏幸

Shiga, Motoyuki; Takayanagi, Toshiyuki

水ダイマーアニオンについての平衡構造を経路積分分子動力学法によって計算した。過剰電子と原子核の運動の両方を量子力学的に取り扱った。水-水のポテンシャルは半経験的な関数を、電子-水の擬ポテンシャルについては、最近開発された解析関数を用いた。電子が水ダイマーに付加すると、クラスターの構造が極めてフロッピーになることが計算によって示された。特に、ドナー交換,ドナー-アクセプター交換が量子力学的トンネル効果によって、容易に起こる事がわかった。このことは、核と電子の運動を分離するボルンオッペンハイマー近似が成り立たなくなっていることを示唆するものである。

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分野:Chemistry, Physical

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