原研・大学プロジェクト共同研究シンポジウム報告書「核燃料サイクルにおけるバックエンド化学」と「放射線高度利用研究」; 第4期プロジェクト共同研究の成果と今後の展開, 2003年2月18日, 東京大学, 山上会館

Proceedings of the Symposium on the Joint Research Project between JAERI and Universities "Backend Chemistry for Fuel Cycle" and "Advanced Radiation Application Research"; Results of the 4th Phase Joint Research Project and the Future Plan, February 18, 2003, The University of Tokyo, Sanjyo Hall

原研・大学プロジェクト共同研究検討委員会; 原研施設利用共同研究委員会

Committee for the Joint Research Project between JAERI and Universities; Committee for the Universities' JAERI Collaborative Research

本報告は、平成15年2月18日、東大において開催された「原研・大学プロジェクト共同研究シンポジウム; 第4期プロジェクト共同研究の成果と今後の展開」をまとめたものである。バックエンド化学及び放射線高度利用の2つのプロジェクトよりなる原研・大学プロジェクト共同研究は15年度をもって終了することから、第4期プロジェクト共同研究についての成果を発表するとともに、これまでの本プロジェクト共同研究の活動をふりかえり、今後の連携の効果的な方策について意見交換を行うために開催された。バックエンド化学及び放射線高度利用の2つのプロジェクトの目的,各テーマ毎の成果,今後の研究展開が報告された。バックエンド化学の総括では、再処理と廃棄物処分の分野で原研と大学が「プロジェクト」として協力して取り組むことによって、単独では成し得ない成果を挙げたことが報告された。また、放射線高度利用の分野では、TIARAを用いた独創的な研究が進められ、人材育成を含めて多くの成果が得られたことが報告された。さらに、パネル討論では、原研・大学プロジェクト共同研究を通して得られた経験と実績を生かし、今後の新たな連携方策を探ることの重要性が強調された。

The present report describes the Proceedings of the Symposium on the Joint Research Project between JAERI and Universities - Results of the 4th Phase Joint Research Project and the Future Plan -, held at the University of Tokyo on February 18, 2003. The joint research project composed of the backend chemistry project and the advanced radiation application project was to be concluded in the end of March 2003. Hence the symposium was held in order to review the results obtained in the 4th phase project and to exchange ideas on the effective measures for the future joint collaboration in view of the past activities.