山内 通則*; 落合 謙太郎; 森本 裕一*; 和田 政行*; 佐藤 聡; 西谷 健夫
Yamauchi, Michinori*; Ochiai, Kentaro; Morimoto, Yuichi*; Wada, Masayuki*; Sato, Satoshi; Nishitani, Takeo
核融合炉にはRF加熱ポートや計測用プラグ周りの間隙等、屈曲を設けた放射線ストリーミング経路が幾つかあり、遮蔽設計上の問題となる。モンテカルロ計算はストリーミング効果の詳細評価に重要であるが、一方簡易計算はストリーミング効果を軽減するための設計オプションの選定に有効である。実験と解析によりこれらの計算法の信頼性を評価した。実験は原研FNSの14MeV中性子源により、高さ170cm,幅140cm,厚さ180cmの遮蔽体に断面が30cm
30cmの2回屈曲ダクトを設けた体系で行った。モンテカルロ計算は実験体系,線源周り構造体、及び実験室を詳細にモデル化し、MCNP/4CコードとFENDL/2及びJENDL-3.3ライブラリーを用いて行った。実験値との差は30%以内であった。簡易計算はDUCT-IIIコードによって行った。その結果は屈曲によるストリーミング成分の変化を良好に再現し、充分な信頼性を持つことを確認した。すなわち、モンテカルロ計算法とともに簡易計算法もまた遮蔽設計評価のために有効な役割を果たすと期待できる。
no abstracts in English
使用言語 |
: | English |
|---|---|---|
掲載資料名 |
: | |
巻 |
: | 116 |
号 |
: | 1-4 |
ページ数 |
: | p.542 - 546 |
発行年月 |
: | 2005/12 |
発表会議名 |
: | |
開催年月 |
: | 2004/05 |
開催都市 |
: | Funchal |
開催国 |
: | Portugal |
キーワード |
: | モンテカルロ法; 簡易ストリーミング計算法; MCNPコード; DUCT-IIIコード; 2回屈曲ダクト; 実験解析; 14MeV中性子; 中性子ストリーミング; 核融合炉; 遮蔽設計 |
論文URL |
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論文解説記事 |
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Access |
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パーセンタイル：24.22 分野：Environmental Sciences |
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