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Tritium release behavior from JT-60U vacuum vessel during air exposure phase and wall conditioning phase

大気開放及び壁調整運転時におけるJT-60U真空容器からのトリチウム放出挙動

磯部 兼嗣; 中村 博文; 神永 敦嗣; 東島 智; 西 正孝; 小西 哲之*; 西川 正史*; 田辺 哲朗*

Isobe, Kanetsugu; Nakamura, Hirofumi; Kaminaga, Atsushi; Higashijima, Satoru; Nishi, Masataka; Konishi, Satoshi*; Nishikawa, Masabumi*; Tanabe, Tetsuo*

核融合炉真空容器内トリチウムインベントリー低減・制御技術開発の一環として、水分濃度を管理した空気をJT-60U真空容器内に封入した場合のトリチウムの壁面からの放出挙動を観測した。トリチウムの放出は300ppmから水分濃度の上昇とともに促進されることがわかり、3400ppmにおいては13MBqのトリチウム放出量となった。この放出量は、放電洗浄によるトリチウム除去運転で最もトリチウム放出量の多かった5時間の水素雰囲気グロー放電に匹敵し、水との同位体交換反応により容易にトリチウムが除去されることを確認した。また壁調整運転の一環として、水素,ヘリウム及びアルゴンガスを真空容器内にパージさせた場合の排ガス中におけるトリチウム濃度も測定した。その結果、排ガス中におけるトリチウム濃度は、ガス種や導入圧力にかかわらず、約0.1Bq/cm$$^{3}$$であった。このことから、単なる水素ガスパージでは、同位体交換反応によるトリチウム除去を期待できないことが判明した。

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パーセンタイル:35.8

分野:Nuclear Science & Technology

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