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環境汚染から見た$$^{8}$$$$^{5}$$Kr

$$^{8}$$$$^{5}$$Kr as ennvironmentral contaminant

井上 義教

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環境汚染の面から$$^{8}$$$$^{5}$$Krの諸問題について調査した。現在大気中に存在する$$^{8}$$$$^{5}$$Krの大部分は原子炉で生成され、使用済燃料を再処理するとき大気中に放出されたものである。$$^{8}$$$$^{5}$$Krは希ガスであるため、従来の方式では捕集できず、現状では生成されたものがそのまま大気中に放出されている。放出されると、物理的半減期は10.76年で比較的長いため、長く大気中にとどまる。しかも対流圏中でかなり一様に拡散するため、原子力施設周辺の汚染ばかりでなく、地球規模の汚染をもたらしている。現在の大気中の$$^{8}$$$$^{5}$$Kr濃度は約15PCi・m$$^{-}$$3であるが、原子力施設の増加に伴い西暦2000年には2500PCi・m$$^{-}$$3になることが予測されている。その結果受ける皮膚の年線量は5.2mremである。この値は大きな値ではないが、環境汚染を少しでも少なくしようとしている現在の趨勢から考えると放出量を低減することが今後要求されよう。現在開発されている$$^{8}$$$$^{5}$$Krの除去方法と捕集された$$^{8}$$$$^{5}$$Krの利用方法もあわせて調査した。

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