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報告書

Dicentric yields induced in rabbit blood lymphocytes by low doses of $$^{252}$$Cf neutrons

井上 義教

JAERI-Research 95-073, 11 Pages, 1995/11

JAERI-Research-95-073.pdf:0.49MB

速中性子線でin vitro照射した血液リンパ球中に誘発される二動原体染色体に関する低線量域における線量-反応式は殆ど発表されていない。そこで、中性子線被曝事故時に必要な、このような領域における線量-反応式を求めるためにこの実験を行った。ウサギの血液を平均エネルギー2.35MeVの$$^{252}$$Cf中性子線でin vitro照射した。照射は2-20mGyの線量範囲で行い、線量率は0.145-0.31mGy/分であった。線量-反応式を線型回帰分析により求めた。本実験データと他の研究者が報告している低線量域でのデータと比較、検討を行った。RBE値は、150kVp X線を標準放射線とした場合、約13mGyで最大値40になり、これよりも線量が増大しても、あるいは減少してもRBE値は減少する傾向を示した。

報告書

Dicentric yields induced in rabbit blood lymphocytes after exposure in vitro to X-rays

井上 義教

JAERI-Research 95-039, 9 Pages, 1995/06

JAERI-Research-95-039.pdf:0.47MB

二動原体染色体発生率に基づく生物学的線量計測を行うには、二動原体染色体発生率と吸収線量との関連を求めておくことが必要である。本実験はその資料となるデータを得るために行った。ウサギのリンパ球をX線で種々の線量照射し、リンパ球中の二動原体染色体発生率を調べ、文献に見られるデータと比較した。線量-反応曲線を繰り返し重み付最小二乗法を用いて求めた。しかしながら、低線量域での線量-反応曲線は直線に近いという報告もあり、本実験結果も直線状であったので、直線式を線型回帰分析により求めた。カイ二乗検定の結果0.5Gy以下の低線量域では、発生率は直線式に最も適合していた。二動原体染色体発生率の分布をポアソン期待値と比較した結果、0から1Gyの線量範囲で発生率はポアソン分布に従っていた。

報告書

The Effect of blood sample positions in a water phantom at the time of irradiation on the dicentric yield

井上 義教

JAERI-Research 95-002, 16 Pages, 1995/01

JAERI-Research-95-002.pdf:0.74MB

放射線によって誘発されるリンパ球中の二動原体染色体発生率は、同一線量を照射しても、照射する放射線の種類やエネルギーによって異なり、放射線のエネルギーが低くなると、発生率が高くなることが知られている。この事実から、電磁放射線の場合、ファントム内の血液試料が置かれる位置により、同一線量を照射しても、発生率が異なることが予期される。このことを実証するために、37$$^{circ}$$Cの温水ファントム内の水深1.5、5、10、15cmの位置にヒトあるいはウサギの血液試料を置き、$$^{60}$$Coで250mGy照射し、それぞれの位置に置かれた試料のリンパ球中の二動原体染色体の発生率を求めた。その結果、発生率が試料の置かれる水深により数倍異なることが実証されたので、生物学的線量計測を行うための線量-効果曲線を求める際、水深5cmの位置に試料を置くとよいことが分かった。

論文

抗凝固剤としてEDTA-2Kを用いたヒトの末梢血リンパ球の培養法

井上 義教

保健物理, 18, p.319 - 326, 1983/00

血液検査に使用後の残血を放射線誘発染色体異常の観察および一般の染色体検査に利用できれば便利である。しかし、電離放射線障害防止規則にもとずいて行われる血液検査では血液抗凝固剤としてEDTA-2Kが使用されている。EDTAはPHA刺激リンパ球形態転換を阻害する作用を有する。しかし、Ca,Zn,Feの3金属イオンを試料血液中で一定の濃度になるように添加すると、EDTAの阻害作用は除去され、リンパ球は分裂するようになることが知られている。そこで血液抗凝固剤としてEDTAが使用されたリンパ球の培養法を求める実験を行ない、試料血液中のCa、Zn、Feイオンのモル濃度がEDTAのモル濃度(2.7mM)のそれぞれ3倍(8.1mM)、0.4倍(1.1mM)、0.25倍(680mM)になるように、これらの金属イオンを添加して培養した場合、良好な結果を得た。

論文

核分裂放射線によって誘発される末梢血リンパ球染色体異常発生率; 臨界事故時の生物学的線量計測

井上 義教; 備後 一義; 藤田 稔

保健物理, 10(2), p.73 - 77, 1975/02

臨界事故時の被爆線量を生物学的に推定するために、臨界事故時に発生する核分裂中性子+$$gamma$$線の線量と人血中の末梢リンパ球の二動原体染色体+環境染色体の発生率との間の関係を求めた。静脈血5mlを37$$pm$$1$$^{circ}$$Cの温水の入った簡易ファントーム中にいれ、原研4号炉の照射設備を用いて出力200kWで、5, 10, 20, 30, 40分間照射した。これに対応する吸収線量は、中性子については5,10, 20, 30, 40ラド、混合$$gamma$$-線については22, 43, 86, 129, 172ラドであった。50時間培養後染色体異常を調べた。最小二乗法を用いて得られた結果から実験式Y=0.0018t1/2を得た。Yは染色体異常発生率、tは照射時間(分)である。核分裂の際生ずる$$gamma$$線をCo-60の$$gamma$$線で近似して、中性子によって誘発される染色体異常発生率と$$gamma$$線によって誘発される染色体異常発生率を分けようと試みたが、より高い線量で矛盾が生じ、両者を分けることができなかった。

論文

末梢リンパ球染色体異常発生率の生物学的線量計測への応用

井上 義教; 藤田 稔

保健物理, 8(2), p.93 - 99, 1973/02

1960年ごろから人間の染色体研究技術が、末梢血白血球培養法の改良等により進歩し、電離放射線によって生ずる白血球の染色体異常に関する研究が盛んとなり、多くの成果がもたらされた。その結果、染色体が放射線による異常誘発に対して高い感受性をもっており、吸収線量と染色体異常発生率との間にある厳密な関連があることが分かった。染色体異常発生率に関与する種々の要因-培養時間、線量率、線質、被曝後の採決時間、照射時の温度等-に関する研究がなされた。生物学的線量計測法として末梢血白血球の染色体異常発生率を利用しようとする機運がここ数年世界各国で高まってきた。特に事故時における被曝者の被曝線量の推定に最も有望な方法を与えるものと考えられている。しかし、1日に観察できる細胞数は多くはないので、被曝線量推定の精度にも限界があり、一層精度をあげるために染色体像の自動解析装置の開発が望まれている。

論文

環境汚染から見た$$^{8}$$$$^{5}$$Kr

井上 義教

保健物理, 7(3), p.157 - 161, 1972/03

環境汚染の面から$$^{8}$$$$^{5}$$Krの諸問題について調査した。現在大気中に存在する$$^{8}$$$$^{5}$$Krの大部分は原子炉で生成され、使用済燃料を再処理するとき大気中に放出されたものである。$$^{8}$$$$^{5}$$Krは希ガスであるため、従来の方式では捕集できず、現状では生成されたものがそのまま大気中に放出されている。放出されると、物理的半減期は10.76年で比較的長いため、長く大気中にとどまる。しかも対流圏中でかなり一様に拡散するため、原子力施設周辺の汚染ばかりでなく、地球規模の汚染をもたらしている。現在の大気中の$$^{8}$$$$^{5}$$Kr濃度は約15PCi・m$$^{-}$$3であるが、原子力施設の増加に伴い西暦2000年には2500PCi・m$$^{-}$$3になることが予測されている。その結果受ける皮膚の年線量は5.2mremである。この値は大きな値ではないが、環境汚染を少しでも少なくしようとしている現在の趨勢から考えると放出量を低減することが今後要求されよう。現在開発されている$$^{8}$$$$^{5}$$Krの除去方法と捕集された$$^{8}$$$$^{5}$$Krの利用方法もあわせて調査した。

論文

プルトニウムおよびウランの爆発・火災事故例の調査にもとづく防護対策上の問題

角川 正義; 井上 義教

保健物理, 2(2), p.81 - 94, 1967/00

主として米国原子力施設に関する統計$$^{1}$$$$^{)}$$$$^{~}$$$$^{1}$$$$^{1}$$$$^{)}$$であるが、過去20年間に発生した爆発・火災事故のうち、放射能汚染をもたらした事例(約40件)を調べてみると、Puおよびウランに関するものがそれぞれ約1/3を占めている。これらは通常の火災と異なり極めて毒性の強い煙$$^{7}$$$$^{)}$$$$^{,}$$$$^{1}$$$$^{2}$$$$^{)}$$を出し、しかも消火方法の選択を誤ると臨界事故,汚染拡大その他思わぬ2次的災害を誘起することがある$$^{7}$$$$^{)}$$ので筆者はこれらの事故例について出火原因,消火方法等を調査し今後の防火対策の参考資料を得ることを試みた。

論文

皮膚の放射性アイソトープによる汚染,3; $$^{1}$$$$^{3}$$$$^{7}$$Cs,$$^{6}$$$$^{0}$$Co及び$$^{1}$$$$^{3}$$$$^{1}$$Iの汚染に対する考察

和達 嘉樹; 田代 晋吾; 井上 義教; 村松 三男*

日本原子力学会誌, 7(9), p.492 - 495, 1965/00

一般に固体表面の放射胞汚染除去法は、その汚染の機構や汚染物の形態により決められる。したがって、放射線性アイソトープ(以下RIと略称)による汚染機構を調べることは、汚染の除去に役立つ知識を提供することになる。このことは皮膚の場合、その機構が複雑であるためにとくに重要である。さきに、$$^{9}$$$$^{0}$$Sr-$$^{9}$$$$^{0}$$Yおよび$$^{3}$$$$^{2}$$Pによる生豚皮や生きている兎の皮膚汚染について、この重要性が強調された。今回は、$$^{1}$$$$^{3}$$$$^{7}$$Cs,$$^{6}$$$$^{0}$$Coおよび$$^{1}$$$$^{3}$$$$^{1}$$Tによる生豚皮の表皮汚染量と内部汚染量に対する汚染時間と汚東浦の酸性度の影響を調べたので、その結果を報告する。

報告書

$$^{1}$$$$^{3}$$$$^{7}$$Csによる皮膚汚染とその除去

井上 義教; 和達 嘉樹; 山岡 義人

JAERI 1059, 5 Pages, 1964/08

JAERI-1059.pdf:0.33MB

生きているウサギの皮膚を塩酸酸性キャリアーフリーの$$^{1}$$$$^{3}$$$$^{7}$$CsC1で汚染させ、皮膚汚染量の時間変化および汚染時間の除染に及ぼす影響を調べ、あわせて除染剤の効果を検討した。その結果、$$^{1}$$$$^{3}$$$$^{7}$$CsC1の場合は皮膚汚染量は汚染時間とともに指数的に増加する傾向にあることがわかった。また、汚染除去については、汚染後20分以内では、Sodium dodecyl benzene sulfonateのような合成洗剤で除染するのが有効であり、それより長時間汚染の場合は酸化チタンペーストのような研磨作用を伴った除去剤で除染することが有効であるという結果をえ得た。さらに早期除染の重要性と放射能濃度の高い、かつ比放射能の高いラジオアイソトープの取扱いの注意について若干の知見を得た。

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