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Release of carbon-14 form neutron-irradiated aluminum nitride in the dry procedure

中性子照射した窒化アルミニウムからの乾式法による炭素-14の放出

畑 健太郎; 四方 英治; 天野 恕

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粉末状及び錠剤状のAlNを中性子照射した後、乾式法により$$^{1}$$$$^{4}$$Cを分離した。その際、照射ターゲットからの$$^{1}$$$$^{4}$$Cの放出機構を研究し、かつ錠剤状AlNが$$^{1}$$$$^{4}$$Cの生産に使用できるかどうかを検討した。粉末状AlN、焼結粉末錠剤、成形粉末錠剤および焼結成形錠剤をJRR-2原子炉で12日間照射した後、酸素気流中でいろいろな温度で加熱して$$^{1}$$$$^{4}$$Cを分離し、AlNの燃焼速度と$$^{1}$$$$^{4}$$Cの放出速度を温度と反応時間の関数として測定した。照射したAlNからの$$^{1}$$$$^{4}$$Cの放出は造膜反応によるAlNの酸化にしたがって進行することがわかった。1090$$^{circ}$$C以上での$$^{1}$$$$^{4}$$Cの放出は対数則にしたがい、これは酸化被膜内の$$^{1}$$$$^{4}$$Cの移動過程が律速であることを示している。$$^{1}$$$$^{4}$$Cの化学収率は粉末状AlNを1180$$^{circ}$$Cで5hr加熱した場合はほぼ100%になったが、他の錠剤の場合は前述の順序にしたがって低くなり、焼結成形錠剤では同じ条件で50%であった。

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