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高速二相流に関する研究,3; 等断面積流路における臨界流の理論

High speed two-phase flow, 3; Theory on critical flow in a constant-flow-area channel

安達 公道

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第1報で提案した高速二相流に関する一般理論を、等断面積流路からの臨海放出現象に適用した結果について報告する。すなわち、高圧貯槽の圧力およびクオリティが与えられた時、流路内の任意の点におけるクオリティ、蒸気および水流速、すべり比、ボイド率等の二相流変数を、その点の圧力から求めることができることを示した。また、二相臨界流は、積算摩擦圧力損失がそれ以上増大しない極限の流れとして定義できることを示した。さらに、流路の二相摩擦圧力損失特性がわかって居れば、上述の各二相流変数を、流路上の位置の関数として決定できることを示した。数値計算の結果、臨界圧力については実験値とよく一致することが示されたが、一方、激しいフラッシングを伴う二相流の摩擦圧力損失が、そうでない二相流について提案された整理式による値に較べて、ずっと大きいことも明らかになった。

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