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オガクズ培養基の放射線殺菌とキノコの栽培

Radiopasteurization of sawdust-media used in propagation of mushrooms

伊藤 均; 佐藤 友太郎*

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食用菌等のキノコ類の人工栽培には,鋸屑と米麹その他の栄養素を混合・調整した培養基を用いている。しかしこれらの人工培養基は2~6時間の加熱殺菌を要する。そこで著者らは放射線処理法によるヒラタケの栽培とオガクズ培養基中のミクロフローラの変動について検討してみた。すなわち,非照射区の培養基ではキノコ菌系の育成は認められなかったのに対し、0.5,1.0,2.0Mradの各照射区では菌系の育成は活発だった。そして菌系が基質全面をおおうのに20~22日ですみ,加熱処理法の25~30日に対し明らかに生長が良好だった。オガクズ培養基の主要変敗菌はCitrobacterとFusariumだったが0.5Mradの線量で完全に殺菌され,生き残ったBacillusや酵母菌などの培養基中での増殖はキノコ菌系の育成に阻害作用を示さなかった。

no abstracts in English

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