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電子線照射におけるミカンの表面線量分布

Surface dose distribution of mandarin orange irradiated by electron beems

渡辺 宏; 青木 章平; 佐藤 友太郎*

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電子線によってミカンの表面を均一に照射するための方法として、今回はコンベアによる反転照射方法について特にミカン表面の線量分布を測定した。1.5MeVで照射した場合にはミカンの果頂部や果梗部に比べて、赤道部の線量が高く、これは0.9MeVの場合にも同じ傾向がみられた。しかし0.5MeV以下のエネルギーではこの現象はみられなかった。これはエネルギーを下げた場合の電子線の透過性の低下と散乱線の寄与によるものと考えられる。一方、コンベア中心部に置いたミカンに比べて、コンベアの両端部でのミカンは表面線量の均一性が著しく低下した。すなわち、コンベア中心に近い赤道部の線量が高く、反対側の赤道部では低くなった。このことは加速器の構造から推定される電子線の降下角度よりも大きな角度で斜め入射してくる電子線の影響であると考えられる。

no abstracts in English

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